聖霊の影響力を受けるための具体的な祈り

        ゲイリー・マイケル

良い職業に就くために、あるいは良い会社で働くためには学校でいい点を取る必要があるので、大学生活とはまさに勉強に明け暮れる日々ですね。ですから、わたしたちは勉強の大切さを考えて、常により良い勉強の仕方を身につけて学ぼうとしています。今学期、日本語の授業で、宗教的な角度からどうすればもっと聖霊の影響力を受けて学べるか、というテーマについて話しました。まず、クラスの学生たちがだいたい同意したのは、今まで聖霊とともに勉強することについて聞いたことも考えたこともないので、このことを研究してその結果を世界の人々に伝えたほうがいい、という点です。ですので、自分で色々な研究をしたり、聖典の勉強をしたりして簡単なガイド考案しました。このガイドに完全に従ったからといって、すぐわたしと同じ結果が出るとは限りませんし、人によって違った結果が出る可能性があるのは当然です。しかし、結果がどうであるかにかかわらず、ガイドを試した後、皆さんが自分の勉強に対する考え方を変えることができたら、十分であるとわたしは思います。

        このガイドを分かりやすくするために、まず背景をちょっと説明します。その際、以下の内容はすべてわたしの経験だと覚えておいて下さい。以前に、わたしは学校の試験勉強をするときには、祈ることもなく、あまり考えもせずにただ勉強し始めていました。それ以外の勉強や宿題をするときにも、同じようにしていたと思います。色々な友達と、また道で知り合った大学生と話して、だいたい同じような経験をしていることを確かめました。わたしよりもちゃんとした勉強計画があっても、まだ聖霊とともに勉強しようとしていないという傾向があることがはっきりしてきました。

わたしは、2014年に宣教師になった当時のことを思い出しました。宣教師になり、毎日聖霊の助けを祈り求めながら勉強しようとしていました。その2年間、それまでになく効果的な勉強ができましたが、伝道から戻り大学に通い始めると、宣教師の時に身につけた勉強方法を続けることはなく、聖霊に頼らない勉強法に戻ってしまいました宣教師だった時に素晴らしい勉強ができたのに、宣教師でなくなったら止めてしまうという傾向があるのは興味深いことです。この現象は一見単純そうですが、深い意味がありそうです。普通、人々はここを突き詰めて考えないものです。教育心理学では、「メタ認知」という概念でとらえていますが、頭の中で起こっている学習のプロセス自体についてのメタ認知を高めることによって、より意味があさらに効果的な学習を引き起こせるということが面白いポイントです。それでは、考察と研究を重ねて得た、素晴らしい結果を報告します。

「聖霊の影響力を受けて学ぶ」ことについて研究を始めた当初は、簡単な祈りだけで勉強を始めました。そして、もっと究極的に研究すべき点を見つけてからは、もっと面白い結果が出てきました。

まず、どのように研究をしたのか説明する必要があります。最初は、ただ「よく勉強できるように助けてください」のように祈ってから勉強しましたが、そんなに特別な経験はできませんでした。なぜかというと、それは心からの祈りではなかったからです。それに気づいてから、「なぜこの勉強で聖霊の影響力を受けたいのか」という点についてもう少し突っ込んで考えて、心から祈り求めてから勉強を始めるという方法に変えました。。この方法で2週間くらい研究しました。その間に、少しずつ集中力が増したり、学んでいる概念の理解が早くなるなどの形で、勉強の効果が上がっていると分かって、次の研究段階に移りました。それがこのレポートのタイトルで、「聖霊の影響力を受けるための具体的な祈り」です。

        この記事の冒頭で、わたしが考案したガイドについて少し紹介しましたがどのようなものか簡単に説明します。

ステップ1:なぜ聖霊と共に勉強したいか、あるいはどうして聖霊と共に学んだほうがいいか、よく考えて下さい。そうすることで皆さんはそれぞれ自分自身のユニークな答えを見つけ出して、適切な勉強法を阻んでいる第一障壁を乗り越えられると思います。もし自分にとって勉強の目的が明瞭になれば、それだけでより効果的な勉強ができると思いますが、そこで終わったら残念です。

ステップ2:この勉強方法のために、どのような助けが必要かについて考えます。

ステップ3:前のステップを評価します。なぜなら、わたしの経験から言うとまず思いつく必要な助けのほとんどは、一般的過ぎるアイデアだからです。

ステップ4:ステップ2と3で出てきたアイデアをリストアップします。そのリストの中に、大体1つか2つ、具体的で集中したいポイントが出てきます。

ステップ5リストから選んだことについて祈って、一生懸命に勉強します。

        このガイドに従ったら必ずしも自分と同じ経験ができるという訳ではないでしょうが、この研究から得た2つの特別な経験について紹介します。今学期、1つのクラスで大切なプロジェクトが多くあったので、アイデアのブレインストームをしましたが、何もふさわしいアイデアが浮かびませんでした。考え続けて、2〜3時間が経った時、ブレインストームを始める前に祈っていないことに気づいて、すぐ祈りました。すると、祈り終わる直前に、稲妻のように特別なアイデアがき起こったのです。最初の3時間、アイデアは一つも浮かばなかったのに、です。おかげでそのアイデアを使って、プロジェクトで良い点をもらうことができました。またある時は、勉強する気が起こらなかったのですが、とりあえずこのガイドのステップを始めてみました。ステップ2か3をやっていた時のことです。今勉強していることの意味、あるいは学んでいる内容が将来自分にどのように影響するかが分かってきて、帰還宣教師になってから改めて聖典の中に書いてある原則が理解できてきました。

        わたしはまだたくさん学ぶ必要がありますし、弱い点がいっぱいありますが、毎日頑張って学ぼうとしていて、わたしたちの天のお父様のようになろうと努力しています。もし、わたしたちがこのガイドの要点を学んで、もっと時間を使って深く考えたら、聖霊の声を理解しやすくなります。この方法を試した人が良い結果を得られたらうれしいです。このようなレベルの思慮深い祈りをしながら勉強したら、学校の経験がもっと素晴らしくなるし、これからの人生にもさらに良い影響があると信じています。