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第11回健運協議会総会議事録

第 11回 健康運動指導士養成大学全国連絡協議会 2021年度総会(議事録)

2022年3月4日(金)

●開会の挨拶

田畑会長よりコロナの状況、会長職の退任について報告された。

●会計報告

田畑会長より2021年度 健康運動指導士養成大学全国連絡協議会 会計決算報告が行われ、これが承認された。また、山本監事より監査報告が行われた。田畑会長より、2022年度の事業計画が報告され、これが承認された。

●会長選挙

田畑会長が退職により会長を辞任され承認されたため、来年度からの新しい会長の投票が行われた。立候補者は早稲田大学宮地元彦先生1名であったため、信任投票とした。各大学1票として出席している36大学を有効投票として実施した結果、信任100%で、早稲田大学宮地先生が来年度の健康運動指導士養成大学全国連絡協議会会長が承認された。なお、不信任は0%であった。

●講演 ①

「健康づくりのための食事摂取基準2020について」、清野富久江(厚生労働省 健康局 健康課 栄養指導室長)より発表された。

●加盟大学間での意見交換

・ZOOMのミーティング機能を使用し、各グループ7名(1グループ5~6名)に分けて、グループ別にコロナ渦における健康運動指導士養成等について議論した。

・昨年度は初めてのコロナ対応により実習は実施できず、学内で対応した養成校が多かった。今年度は例年よりは実習の履修性は少なかったが実施できた(真田)

●健康・体力づくり事業財団との情報・意見交換

・令和4年度版の新しいテキストの改定点について

新しい救急蘇生法、健康サポートの情報、新しい食事摂取基準、(令和5年身体活動基準の改定を盛り込む)

・3年の資格取得について

履修単位をすべて取ることと、卒業見込みがあれば可能、実際は1名実績がある。カリキュラム改革と卒見時期の変更が必要なので、実際にはハードルが高い。卒業見込み無しでの検討をぜひお願いしたい。

・就活への活用、受験時期の前倒しについて

今のところ問題なし、6月の試験の申し込みが77名で少なかったので早めても期待できるかどうか、試験期間を2か月程度設ける必要があり回数を増やすので現時点では難しい、検討はしていただきたい。

参加校でその場でアンケートを行ったところ

4月受験はさせたい 39%

4月受験はさせたいが今はできない 61%

という結果であった。

・新しいテキストはいつ届くのか

4月ごろ?学生にはアナウンスしてもよい

・その場で試験結果が出るシステムについて

システム的には可能、受験状況の分析など委員会への上程が必要、導入したばかりで仕方がないか。今後も議論は必要。

・指導士と指導者の両方の資格者は両者とも継続するメリットについて

両方の資格者継続単位の合計は30単位であるが、指導者は20単位のうちの10単位を取得すればよい。その他さらなるメリットを検討してほしい。

●講演 ②

「心血管疾患リスクの運動効果と分子機序について」、家光素行氏(立命館大学スポーツ健康科学部教授)より発表された。

●閉会の言葉

文谷副会長より、閉会の言葉と、これまでの振り返り、今後の方向性に下記が提案された。

これからの副会長3名体制、委員会(ワーキンググループ:第10回企画、将来構想(国家資格化含む)、養成校の取り組み第2報)の再開、等の提案がなされた。また、副会長の職を辞任したいとの報告もなされた。次回総会については東海大学3年遅れでの実施等、宮地新会長を中心にご検討いただきたい。