積算回数の目安
デフォルト条件(SCANS=16)で1Hを測定し,S/N計算を実行する.
得られたS/Nをシングレットメチンに換算して下表を使う
S/N | 測定の目安 |
>2000 | 13Cはデフォルトで可能(SCANS=256) |
>1000 | 13C SCANS=1024 (1hr) 2h連続測定が可能(1H, 13C, DEPT90, DEPT135, COSY, HSQC, HMBC) |
>500 | 14h連続測定が可能(1H, 13C, COSY, HSQC, HMBC) |
>200 | 13Cだけでオーバーナイト(SCANS=15000) COSY(SCANS=16 )+HSQC(SCANS=16 )+HMBC(SCANS=96 )でオーバーナイト |
それ以下 | 微量管を使用して500MHzの依頼分析へ. |
マルチプレットで背が低いシグナルが多い場合は二次元の積算回数を増やす.
S/Nは√(積算回数)に比例する.