地域と技術を繋ぎ、実装を加速する情報基盤 RE-CODE
RE-CODE ユーザーガイド
RE-CODEは、地域に存在する資源と、それを活用した脱炭素や資源循環に資する技術とのマッチングや導入効果の評価を支援し、社会実装を加速することを目指して開発を進めているウェブアプリケーションです。
「RE」はResource(資源)、Region(地域)、Renewables(再生可能資源)などの意味を、「CODE」はCo-design(共にデザインする)とプログラムとしてのCodeの意味を含んだものとして名付けました。
現在は再生可能エネルギー(再エネ)のポテンシャルと設備導入実績の可視化機能が利用可能です。将来的には、技術マッチング機能、技術導入シミュレーション機能、導入効果の評価機能などを開発し、利用可能としていく計画です。(2022年2月28日時点)
最初に都道府県を選択します。リスト、地図のどちらからでも選択可能です。
都道府県のサマリー(概要)が表示されます。表示される主な情報は以下です。
・再生可能エネルギー導入状況
・導入ポテンシャル内訳
・導入量年次推移
(それぞれの詳細は上記の項目リンクまたはRE-CODEの画面上の(i)マークをクリック)
都道府県サマリー画面で「市区町村別表示」タブをクリックすると、その都道府県の全市区町村別の導入ポテンシャルが一覧で表示されます。
「導入量を表示」をクリックすると、その都道府県の全市区町村別の再エネ設備導入量が一覧で表示されます。
市町村別表示画面の下部にある「市町村で見る」プルダウンメニューから、目的の市町村を選択すると、単一の市町村の導入ポテンシャルと導入量年次推移が表示されます。表示される項目は都道府県サマリと同じです。
「選択した自治体を比較する」の市町村名に複数チェックを入れて[比較]ボタンをクリックすると、それらの情報が表示されます。
カード表示とグラフ表示を選択できます。
①その地域の再生可能エネルギー導入ポテンシャルに対する導入量(※)の割合を示します。
②その地域の一人あたり、世帯あたり、面積あたりの導入ポテンシャルを示します。
③その地域の一人あたり、世帯あたり、面積あたりの導入量(※)を示します。
(※)ここでの導入量は「導入量年次推移」のデータ中の最新の値が用いられます。
再生可能エネルギーの導入ポテンシャルが表示されます。
REPOSで公開されているデータを使用しています。太陽光発電にはレベル3ポテンシャルを適用しています。(詳細はREPOSの解説ページを参照ください)
トグルスイッチで資源ごとに表示の有無を切り替えることができます。例えば、割合の大きな資源をオフにすることで、割合の小さな資源の内訳を見やすくする、などの使い方ができます。
固定価格買取制度で申請された各種再生可能エネルギー導入量(設備容量)の年次推移が表示されます。(データソース)
各年の値はその年の最後に公開されたデータを抽出しています。
トグルスイッチで資源ごとに表示の有無を切り替えることができます。例えば、割合の大きな資源をオフにすることで、割合の小さな資源の内訳を見やすくする、などの使い方ができます。
複数市町村の導入ポテンシャルを一覧で比較できます。
REPOSで公開されているデータを使用しています。太陽光発電にはレベル3ポテンシャルを適用しています。(詳細はREPOSの解説ページを参照ください)
[表示方法] ①市町村別表示→②導入ポテンシャルを表示
複数市町村の導入量を一覧で比較できます。導入量年次推移で表示されるデータ中で最新の年月のものを参照しています。
[表示方法] ①市町村別表示→②導入量を表示
RE-CODEでは下表のデータを使用しています。
1 | 再生可能エネルギー導入ポテンシャル | 再生可能エネルギー情報提供システム【REPOS(リーポス)】(環境省) | http://www.renewable-energy-potential.env.go.jp/RenewableEnergy/ |
2 | 固定価格買取制度(FIT)発電設備導入量 | 再生可能エネルギー電子申請サイト(経済産業省 資源エネルギー庁) |
RE-CODEの研究開発は以下の支援を受けています。
Copyright© 東京大学「プラチナ社会」総括寄付講座、東京大学未来ビジョン研究センター 地域システム設計研究ユニット