治療症例レポート


 お名前. T.Y              年齢( 50代    ) 女性                  担当.二宮

1.MGL整骨院へご来院された方の症状
左背部、頚部の痛み・だるさ



 2.患者様の悩みの根本的な原因
第3指MP関節・肩関節、肘関節の捻じれ
・何かをする際は肩、肘を内旋させて指を屈曲する動作が多い。
これが続くとバランスが崩れ循環が悪くなり不調が出る。

・今回の方は左頚部の肩さが著名にみられ、肩周辺《肩甲骨、鎖骨》の治療を行ったが何日後には元に戻ってしまった。普段はPC作業や主婦をされており指をかなり使用していた為、指の可動域を確認したところ第3指が外旋しないことが分かった。


 3.症状に対しての治療方針&治療内容
・第3指が外旋しないことから第3指骨間筋を緩める
・MP関節に付着する総指伸筋の捻じれを取る

この二つの筋肉は下部頚椎から出る神経が支配しているため頚部のゆるみを出し、走行に沿って鎖骨や胸筋に刺激を加えていく。



4.治療による症状の経過と予防・ケア方法
・上記の治療を行い、1週間で痛みやだるさが8割消えて寝るのが苦痛では無くなった。  まだ頚部の可動域が良くないので少しずつ戻していく。

・PC作業は肩が巻いてしまいだるさが出やすくなる。
《30分以上の同じ姿勢は血液循環が悪くなりやすい、癖がつくため骨の歪みに繋がる》

30分に1度身体を動かして悪い時に戻らないようにしてもらう。

 

 

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 お名前.     T.R              年齢(50代     ) 男性                  担当. 二宮  

1.MGL整骨院へご来院された方の症状
左膝の痛み



 2.患者様の悩みの根本的な原因
膝の内側に響くような痛みがありヒアルロン酸注射を行うも改善しなかった。     MRIの画像を確認したところ膝の内側に白い影がある為、水が溜まっているか炎症が起こっていると感じた。触診を行ったところ《水の溜まりは無い》《痛みが局所的》《熱感がある》事から膝の炎症であることに絞った。                       痛むのが鵞足部分なので、付着する筋肉を緩めたところ次に来院する3日後は痛みが少なくなっていたので鵞足炎と判断した。


 3.症状に対しての治療方針&治療内容
鵞足に付着する筋肉のアプローチと股関節に付着するので股関節のROM改善      胸腰筋膜のハリを戻し膝の負担を減らす



 

 4.治療による症状の経過と予防・ケア方法
日が経過する毎に膝の痛みは無くなり、ジョギングまではすることが出来ており、    現在は負担がかかっていた股関節や腰の治療を行っている。              筋肉の炎症は1ヶ月ほどかかるので熱感があればアイシングを行う。          炎症期間はサポーターを着用してもらい悪化させないようにしてもらう。


         

 

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 お名前.   T.T                年齢(  50代   ) 女性                  担当.二宮  

1.MGL整骨院へご来院された方の症状
左背部・肩・首の痛み、背部の痺れ感

 2.患者様の悩みの根本的な原因
半年前から背部が急に痛くなり来院された。
車を運転している際に一番痛みが出やすいと聞き、動かさなくなる時に異常があると感じ肩と首のROM検査を行った。
肩に詰まり感はなかったが首は特に伸展動作に違和感がありストレートネックの可能性が出てきた。

触診を行い背部筋、鎖骨の硬さとth4の左シャフトを確認した。th4付着筋は大菱形筋があり肩甲背神経の支配の為、C5以下の頚椎に問題があると感じた。

 3.症状に対しての治療方針&治療内容
初回は筋肉メインの施術を行い経過をみてもらったが痛みは取れず、硬さも施術前に戻っていた。

二回目は頚椎のROMを改善してから行うと、背部の筋肉は既にゆるみが出ていた。

三回目には痛みは3日に1度に減少したので頚椎の硬さから神経伝達が悪くなり背部痛を誘発していることが分かった。

 4.治療による症状の経過と予防・ケア方法
現在は1ヶ月が経ち、背部痛はほぼ完治しているが、立ち仕事で下を向くことが多い。
大菱形筋は姿勢の維持に関わる筋なので緩めるために肩甲骨を内側に引くストレッチや首を動かして再発しないように意識してもらうよう伝えた。

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 お名前.     A・K    年齢( 30代    ) 女性                  担当.二宮  

1.MGL整骨院へご来院された方の症状
肋間神経痛、頚部の痛み



 2.患者様の悩みの根本的な原因
呼吸をすると右肋骨に痛みがあり肋間神経〔胸椎〕のROMを確認したところ体幹の回旋が出来ないことが分かった。胸椎10番目の補助をかけると回旋が出来るようになり吸うときの痛みがなくなった。吐く際に痛みは継続してあった為、吐気筋の胸鎖乳突筋鎖骨部に補助をかけると息を吐いても痛みがなくなった。

その為、胸椎のズレと胸鎖乳突筋の硬さから原因と考えた。


 3.症状に対しての治療方針&治療内容
うつ伏せや座りながら胸椎のROMを上げる。
乳様突起~鎖骨間のアプローチを行う。

 



4.治療による症状の経過と予防・ケア方法
肋間神経痛は温めることで刺激が緩和され痛みが少なくなるので、冷やさないことを一番に心掛けてもらう。

下部胸椎は回旋運動をするため運動療法で腰を捻りながら胸鎖乳突筋に補助をかけて呼吸をしてもらう。


 

 

 

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 お名前.     O,I     年齢( 40代   ) 女性                  担当.二宮  

1.MGL整骨院へご来院された方の症状
左肩、左腕の痛み、肩首こり



 2.患者様の悩みの根本的な原因
肩の動きを確認したところ肩関節外転90度、屈曲110度、結帯動作×という事が分かった。 夜間痛がひどく寝れない事も多い為、筋肉の炎症が起こっていると判断した。      


 3.症状に対しての治療方針&治療内容
炎症が起こっているので肩関節と関係のある鎖骨、肩甲骨、肋骨の可動域向上      肩関節周囲炎は半年から一年程回復に時間がかかる事をお伝えして患者様が身体と向き合えるようにしてもらう。

 



4.治療による症状の経過と予防・ケア方法
最初の数カ月は炎症が残るため動かすことを控えてもらう。その後、拘縮期になり動かさないと関節拘縮や石灰化を引き起こすので運動療法を行い可動域を戻していく。    

PC作業も多く肩が巻いてしまい回復を妨げてしまう為、大胸筋や菱形筋のストレッチで悪化しないように心掛けてもらう。