福音の原則に添って勉強する

(経験談と考察)

ハッソル・エンディ

 やる気がなければ、いくら楽しいことでもやりたくなくなります。多くの学生は宿題や勉強を行う気持ちがあまりなく、結局締め切り前ぎりぎりに終わらせます。別にぎりぎりに終わらせること自体は悪いことではなく、たまには最もいいものが出る為には,、締め切りぎりぎりまでに作文や宿題をする必要があると思います。但しこのような状況の中で出した宿題や作文、又はテストの結果が良くても、学生自身が勉強した内容に対して違和感や無関心を覚え、勉強の楽しさがないことはよくあることかもしれません。単にいい成績を得るために勉強することには難点があります。もちろんいい成績は大事ですが、頭の中で勉強はただの義務だという風に考えていれば、学習は面白くないものになるのです。それでは、勉強に対する態度をどのように変えたらいいでしょうか。神様には人の心を変える力があります。でも神様は勝手に人の心を変えることはなさいません。わたしたちの方で、自ら心を変えたいという気持ちを持つ必要があります。 それで最も大事な原則は信仰です。信仰を働かせたら、モルモン書のアルマ書5章12節に書いてあるように「信じたので、心の中に大きな変化が生じた」ということが起こります。

 学習に対する気持ちを改善した経験が自分にはあります。わたしは経済学の授業を受けることにしました。もしかしたら生活の助けになるかなと思って受けました。しかし内容が難しく、テストの結果も良くなかったので、やる気をなくした時期がありました。でも、そのクラスの勉強をしない訳にはいかなかったのです。勉強する内容に興味を持てるように、また神様から次の中間試験と期末試験への勉強が良いものであるように助けてほしい、と祈りました。その上に毎週2回ぐらい経済学のクラスの予習セッションに出席しました。難しい概念が分かりやすく説明され、自分は沢山の事柄を学んだという気持ちがしました。それで経済学の勉強はある意味で楽しくなりました。今まで理解ができなかったことが分かるようになったということはとてもうれしいことです。また経済学の勉強の中で学んでいることに関連する話題やニュースに興味を持つ頻度も増えました。神様の助けを受け、熱心に勉強をしたので、結果に満足することができました。又、勉強も面白くなりました。神様は確かにわたしの学習に対する気持ちをポジティブなものに変えてくださったのです。

 次は勉強に割り当てる時間と学習に対する集中力についてです。勉強が好きだと集中しやすくなります。でも一般的に好きなことが多ければ、様々なものに邪魔されることもあります。例えば勉強している間にフェイスブックや他のSNSに時間を費やしたり、勉強する時間を十分作らなかったりすることによって、勉強の効果が下がることがあります。勉強に集中する秘訣は、実はお祈りと聖文勉強をすることです。

 お祈りは勉強する前に必ず行うべきです。モルモン書のニーファイ第二書の32章9節にはこう書いてあります。「主があなたがたの行うことを神聖にしてくださり、あなたがたの行うことが自分自身に幸いをもたらすものとなるように、キリストの名によってまず御父に祈らずには、主のためにどんなことも行ってはならない」。必ず勉強する前にお祈りすれば、神様のことを記憶に留め、聖霊の導きや促しを意識することができます。わたしは、お祈りをすると心が落ち着くということを経験しました。政治学の期末試験を受ける前に、たくさん復習しないといけない事柄があることに気づき、少し不安になりました。でもその期末試験の為に勉強する前にお祈りをしました。自分は勉強に集中し、一生懸命に勉強すれば期末試験を受ける時に安心して受けられると感じました。次の日に期末試験を受けたら、なんと自分はとても穏やかな気分で試験を受けることができました。前の日の勉強した内容も思い出しました。その試験の中で作文のことを一番心配していましたが、作文の課題を見た時に様々ないいアイデアが出てきました。それらは今まで期末試験のために勉強してきたことに基づいた知識でした。お祈りの力で神様からの平安を感じ、難しい勉強もうまくすることができました。

 お祈りに加えて聖文研究をすれば、頭の中の霧を払うことができます。たまには勉強に集中したい気持ちが強くても、他の悩みで勉強になかなか集中できないかもしれません。自分は何かに悩んでいたら聖典を読むことにしています。聖典を読むと聖霊を招くことができますし、勉強に励む集中力も与えられると分かります。毎日聖文研究をすれば、時間の使い方がうまくなります。自分の経験では聖典勉強を優先し、きちんとやる日は充実した日になります。その反対に聖典勉強をしない日は、結局時間の無駄遣いをして、その日の結果に満足感を感じることは難しいです。お祈りと聖典勉強をすれば、勉強に集中する時間と能力が与えられます。あと、聖書の中でも聖文研究の祝福が約束されています。その聖句はヨシュア書1章8節です。因みにこの聖句に書いてある「律法の書」とは聖典のことです。「この律法の書をあなたの口から離すことがなく、昼も夜もそれを思い、そのうちにしるされていることを、ことごとく守って行わなければならない。そうするならば、あなたの道は栄え、あなたは勝利を得るであろう。」聖典から学ぶ事柄を心の中に大切にして実行すれば、生活の中でたくさん成功することができます。この原則は勉強にも当てはまるに違いないと思います。

 自分も具体的な祈りと積極的な聖典勉強をする時に、勉強がうまくできることがたくさんあります。前に政治学の作文の課題が出されて、とても細かい内容を書くことが要求されました。自分はどのようにいい作文を書くかについて考えていました。まだどのように作文を書いたらよいか分かっていなかったので、その朝起きた瞬間にお祈りし、具体的にその日に何について書いたらいいか分かるように、又その日に作文を終わらせる自信と能力が与えられるようにお祈りしました。また作文に書く内容について調べる前に、モルモン書の勉強もしました。それで信仰が強められ、神様を信頼しながら一生懸命作文に励むことができました。もちろん一気にアイデアが思い浮かびませんでしたが、少しづつアイデアが出てきました。結局、その夜に願ったとおりに作文を終わらせることができました。自分の結果にも満足しました。この経験をとおして、神様は自分の気持ちと願いをご存知であると感じました。

 以上の原則と経験談を読んで、皆さんも福音の原則に添った勉強ができ、自信を持ってもらえたら嬉しいです。正直難しいことではありません。ただ信仰と努力が必要です。どのように福音の原則を応用して勉強するかを考えたら様々なアイデアが出てきます。そのアイデアを使って勉強をすれば、福音に添った勉強は素晴らしいものと自身でも分かってもらえるでしょう。こうすれば勉強がより楽しくなり、満足する結果も出ると約束します。