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NEW HORIZON NEWSLETTER オンライン Vol.1(2021.04.16配信)
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NEW HORIZON NEWSLETTER オンライン Vol.1

東京書籍 英語編集部 2021.04.16

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 このメールは,東書Eネットにご登録されている「NEW HORIZON」をご利用の先生がたにお送りしています。

なお,ご登録時に勤務されていた学校情報を参考にしておりますので,異動などによりご勤務先が変わり,当メールマガジンが不要の先生は,大変お手数をお掛け致しますが,当メールに返信する形で結構ですので,「メールマガジン不要」とお送りいただきたくお願い致します。

 こんにちは。NEW HORIZON編集部です。新しい年度が始まって約1週間となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 さて,「NEW HORIZON NEWSLETTER オンライン」と題した本メルマガは,教科書で想定しているカリキュラムに沿って,毎週金曜日に授業のための情報をコンパクトにご提供させていただくものです。ご存知のように今年度から新課程となり教科書が大きく変わりましたので,ご指導にあたって疑問に思われる点も多々あるかと存じます。本メルマガを通して少しでも先生方のお役に立てるようなら幸いです。一年間どうかよろしくお願い申しあげます。

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今週の目玉資料

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 学習指導要領の大改訂に伴い,NEW HORIZONも内容が一新されました。そのため,授業スタイルや,単語・言語材料の扱い,題材・キャラクターなど様々な点で移行のご対応をお願いさせていただくことになります。

 移行に関する各種資料については,NEW HORIZONからNEW HORIZONへの移行資料だけでなく,他社教科書からの変更に対応した資料もご用意しております。下記URLよりダウンロードのうえお使いいただければ幸いです。

 なお,2・3年のUnit 0での使用を想定したワークシートと動画はまさに今が指導時期となっておりますので,ぜひご活用ください。

↓ H28→R3年移行期用資料(NEW HORIZON 英語の広場)

https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/ten_download/2021/2021040102.htm?utm_source=c&utm_medium=m&utm_campaign=08_001

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『NEW HORIZON』トピックス

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★ 全体 ★

 はじめに,全学年にかかわることとして,新教科書のメインキャラクターの設定についてご紹介させていただきます。

・斉藤 朝美(バドミントン部。兄はフィリピンに留学中。少しシャイな一面がある。)

・本田 海斗(サッカー部。スポーツ全般が好き。おおらか。)

・メグ・ブラウン(シドニー出身。母親の仕事の都合で中学入学前に来日。明るく元気。)

・ジョシュ・サントス(フィリピン出身。吹奏楽部ではトランペット担当。小学生のときから日本で暮らしている。しっかりもの。)

・エイミー・クック先生(Book 1, 2に登場するALT。アメリカ出身。旅行が好き。)

・戸田 幸一先生(英語の先生であり,朝美たちのクラス担任でもある。)

・マイク・ベーカー先生(Book 3に登場するALT。アメリカ出身。平成28年度版のALTエレン先生の弟。旧版ではBook 1 Unit 9に登場していた。)

↓ 新しいメインキャラクターを簡単に紹介したイメージ映像。

https://sw33.tsho.jp/03jk/nh/x_support/mv2/001.html

★ 1年 ★

*Unit 0のねらい

 Unit 0は小学校での英語学習状況のレディネスチェックをねらいとしたものです。Part 1では自己紹介のやり取り活動を行い,Part 2 ではアルファベットの音と文字の素地を確認します。Part 2のpp.6-7では発音記号も示していますが,ここでの定着を狙ったものではなく,補助的に示したものです。この段階では,例えばCとKとQの発音記号が同じ[k]であることに気づかせるなどの指導が考えられます。

 具体的な指導案例は指導書の『指導編』をご参考ください。

*Unit 1~ Unit 5の文法配列

 本教科書ではUnit 5(夏休み前)までを「小中接続期」と設定し,小学校で触れてきた表現をいったんすべて取り上げ,文法の観点から配列しました。小学校の素地をふまえ,中学校では関連する文法事項,例えばbe動詞と一般動詞など関連する文法事項をまとめて扱うことで,その仕組みにより明確な気づきを得られるように配慮しました。

 これらはすべて小学校で扱った言語材料ではありますが,Unit 3の不定詞とUnit 5に出てくる動名詞,過去形はやや難易度が高いので,1年後半や2年でも再度Key Sentenceとして取り上げます。この段階では,表現(want to, like ...ing, be good at ...ingなど)としてふり返る程度の扱いにとどめて構いません。

 その他,小中接続についての詳細はこちらをご覧ください。

 https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/text/chu/eigo/documents/eigo_newhorizon.pdf?utm_source=c&utm_medium=m&utm_campaign=08_001

*Unit 1~Unit 5の指導スタイル

 Unit 1~Unit 5では特に小学校での「音」の素地を生かした指導が重要となります。Unit 1 Part 2を用いた授業例動画をご用意いたしましたので,ぜひご参考ください。

 https://sw53.tsho.jp/03jk/nh/x_support/mv1/001.html

 ※Wi-Fi環境での視聴をおすすめいたします。

*Unit 1 Part 1:p.13, 5行目のI often drink green tea, too. のtooについて

 tooはどこにかかるかが問題となることがありますが,ここでは前の行を受けて「日本料理が好きだし,緑茶もよく飲む」と解釈することができます。考え方については指導書『解説編1』p.43をご覧ください。

*Unit 1 Part 2:p.15, 1行目のCricket?  Do you play it, too? について

 ここでもtooの解釈がやや難しいですが,p.14のやり取りを受けて「クリケットのファンでもあり,さらにあなた自身もプレーをするの?」という意味でtooを用いています。

 また2行下のHow about soccer? からは,海斗がなかば強引に話題をサッカーに変えています。この発言からは,海斗自身がサッカーが好きで,その話題を取り上げたくてたまらないといった気持ちが読み取れます。このように,本文読解ではただ英文の意味を理解するだけでなく,その裏にある人物の気持ちなどを読み取ることも重要となります。

*Unit 1 Part 3:DoかCanか?

 生徒は小学校英語でCan you play+スポーツ名? という表現に慣れ親しんでいますが,実生活でcanを使ってたずねると失礼になる場合もあるのでDo you play …? とするほうが普通です。

 なお,小学校では主に「能力」の意味のcanしか出てきませんが,このページの本文ではp.16の4・6行目のcanは「可能」の意味で,p.17の6行目は「能力」の意味になります。「許可」や「依頼」のcanはp.64のLet’s Talk 1で扱います。

★ 2年 ★

*Unit 0のねらい

 2,3年のUnit 0は,前学年からの橋渡しをねらった単元です。2年Unit 0では,1年の最後のUnitで学習するThere is 構文,be動詞の過去形,過去進行形を取り上げています。これらは従来2年生で扱っていたため,今年度は本単元を通して移行対応を行う必要があります。

 下記URLから補充ワークシートをダウンロードすることができますので,実態に応じてご活用ください。また,これらの文法事項はこの先の本文やスクリプトにくり返し登場するので,その都度留意して指導するとよいでしょう。

 https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/ten_download/2021/2021040102.htm?utm_source=c&utm_medium=m&utm_campaign=08_001

*Unit 1 扉ページ:Point of Viewのねらい

 内容が深まる2・3年では,題材への興味づけや背景理解がより重要になるため,Unitの扉には,題材に関連する写真や単元を貫く問い(Point of View)を示しています。Point of ViewはUnitを通して考え続けたい観点を問うもので,題材を通して英語の「見方・考え方」を身につけ,学びを深められるように配慮されたものです。なお,Point of Viewを含む2,3年のUnitの扱い方については,下記の動画をご参照ください。

Previewを利用した授業:https://sw53.tsho.jp/03jk/nh/x_support/mv1/002.html

3段階読みの指導:https://sw53.tsho.jp/03jk/nh/x_support/mv1/003.html

※Wi-fi環境での視聴をおすすめします。

*Unit 1 題材情報:シンガポール共和国

 シンガポールは,1つの都市で国家が形成される「都市国家」で,首都が無いという珍しい国です。面積は東京23区ほどですが,経済的に発展しており,中心部には高層ビルが立ち並んでいます。Unit 1の扉ページの写真は,マリーナベイ・サンズホテルやアートサイエンス・ミュージアム,マーライオンなど,いずれもシンガポールを代表する観光名所です。

 指導者用デジタルブックやQRコードからは,シンガポールの紹介動画を視聴することができます。また,シンガポール政府観光局によるWEBサイトに観光情報がまとめられているほか,YouTubeにも各観光名所の映像が数多くアップされています。Unit Activityの活動に取り組む際などに,調べ学習として参照してもよいでしょう。

シンガポール政府観光局「VisitSingapore.com」:https://www.visitsingapore.com/ja_jp/

*Unit 1 Scene 2:willとbe going toの違いについて

 本単元では,未来を表す表現としてwillとbe going toを対比的に扱っています。両者の基本的な違いは,be going toが「あらかじめ決められた予定」を表すのに対して,willは「その場で生じた事態,状況に応じる話者の意志」を表すという点です。Scene 2に現れている表現を取り出して比べてみると,観光の予定を述べる文ではbe going toが使われているのに対し,その場での予想や判断を言う場合にはwillが選ばれていることがわかります。

〈be going to〉

What are we going to do today?「今日は何をする予定なの」

First, we’re going to visit Merlion Park.「はじめに,マーライオン公園に行きます」

After that, we’re going to have lunch.「その後で,お昼ご飯を食べます」

〈will〉

You’ll see the Merlion soon.「もうすぐマーライオンが見えてくるよ」

I’ll make a reservation.「予約を取っておこう」

★ 3年 ★

*Unit 0のねらい

 Unit 0は,前学年からのブリッジレッスンという位置づけで設けています。学習指導要領の大改訂により,中学校で学習する文法事項が増えたため,これまで3年生で扱ってきた「受け身」が2年生の学習事項になりました。2021年度の3年生には,このUnit 0を用いて「受け身」の移行対応の指導を行ってください。移行用ワークシートは,こちら。

https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/ten_download/2021/2021040102.htm?utm_source=c&utm_medium=m&utm_campaign=08_001

*Unit 0 Scene:p.4, 3行目のIt is said that ….について

 形式主語itを用いた〈It is said that ….〉は,「…と言われている,…だそうだ」という意味を表し,レポートなどで多用されます。対応する能動態は,They say taht ….やPeople say that ….で,この場合,TheyもPeopleも「世の中の人々一般」を指します。

 英語の口語表現では,受動態(受け身)よりも能動態が好まれる傾向にあり,〈It is said that ….〉は書き言葉やフォーマルなレポートなどで多く使われ,They[People] say that ….は,カジュアルな場面で使われる傾向にあります。

 また,教科書本文では,It is said that about 7,000 different languages are spoken in the world.と,that節の中で受け身が使われています。that節中の主語である7,000 different languagesを主語として言い換える場合は,About 7,000 different languages are said to be spoken in the world.となります。

*Unit 0 Scene:p.4, 13行目のincreaseについて

 本文では,increase our brain power (知的能力を高める)という他動詞で使われています。同様に,increase our knowledge(知識を増やす)という表現もよく用いられます。自動詞は「〈数・量などが〉増える」という意味を表します。名詞のincreaseは,「増加・増大」という意味を表し,a tax increase(増税)などで用いられます。なお,動詞と名詞では強勢の位置が異なるので注意が必要です。

*Unit 0の題材関連情報

 世界の言語についてのクイズが掲載されています。世界の第一言語の話者数ランキングは,2018年のCIAのTHE WORLD FACTBOOKを参考にしています(詳細は『解説編』pp.32-33)。

 教科書のKey Sentenceに,About 7,000 languages are spoken in the world.という文がありますが,ユネスコによると,それらのうちおよそ2,500もの言語は消滅の危機にあるそうです。日本国内でも,アイヌ語(北海道)や沖縄語(沖縄県)など8語が,「消滅の危機にある言語」と発表されています。これらの言語について調べさせ,日本国内の言葉について理解を深めたり,本文のようにクイズ形式で発表活動を行ったりしてみてはいかがでしょうか。

https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kokugo_shisaku/kikigengo/index.html

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・このメールは,『NEW HORIZON』をご使用いただいている中学校英語科ご担当の先生方に配信させていただいています。配信停止をご希望の場合は,お手数ですが下記のアドレスまでお知らせください。

・このメルマガは,令和3年度中学校教科書の内容解説資料として,一般社団法人教科書協会「教科書発行者行動規範」に則っております。

・「NEW HORIZON NEWSLETTER オンライン」に関するご意見・ご質問がございましたら,下記のアドレスまでお願いいたします。

東書Eネット事務局:ten1@tokyo-shoseki.co.jp

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