2018年12月16日

研究の文脈を離れた引用に対する日本パーソナリティ心理学会の見解

日本パーソナリティ心理学会

理事長 渡邊芳之

今般、わが国の大学の入学試験において、パーソナリティに関係する心理学の研究知見を特定の人々に対する不利益な扱いの根拠として引用する事例が発生しました。

研究成果に対して多様な解釈があり得ることはもちろんですが、他の研究分野の知識を、その研究本来の文脈や目的から離れて不適切に引用することは好ましいことではありません。

とくに、特定の属性をもつ人々(たとえば女性)に対する不公平な扱いの根拠として、そのような内容を主張しているわけではない心理学の論文を安易に引用するような姿勢に対しては、強い懸念を表明するものです。

以上