第10回健康運動指導士養成大学全国連絡協議会 総会議事録
2021年3月25日
9:00~12:00
ZOOMオンラインにて開催
新加盟校挨拶 議事の前に新加盟校である広島学園大学の森木先生よりご挨拶があった
議事
・田畑会長より2020年度事業が報告された
第9回健康運動指導士養成大学全国連絡協議会の開催中止について説明された
・田畑会長より2020年度会計決算が報告された
監査報告が適正であったことが松本大学の山本先生より説明された
2020年度決算が審議の上、承認された
・田畑会長より2021年度事業計画が報告された
・2021年度予算について審議の上、承認された
テーマ:コロナ禍における健康運動指導士の養成等
指導士実習の開催状況(実施場所、感染対策など)、履修状況、受験状況、ウエブ授業の保険、実験実習の取り扱い等についてグループディスカッションを行った。1グループ上田先生、2グループ文谷先生、3グループ野田先生、4グループ高見先生、5グループ真田先生、6グループ朽木先生、7グループ白川先生、8グループ山本先生よりとりまとの報告がされた。
・養成校認定要綱新旧対照表(保健体育の教員免許に加えてすでに認定を受けている同一学科も認定する)
・新加盟校広島学園大学が加わり現在84校となったこと
・574名が受験昨年319名より増加過去最大となたこと(昨年受験できなかった分、受験しやすくなった等)
・令和3年度認定試験は3回すべて実施(CBT方式)したこと
・養成校にかかる費用は前年通りであること
・書籍、資料の説明の説明
・資格説明のための職員派遣についての説明
・高校生に対する資格の認知広報について質問があり、スタディアプリ、駅ポスター等
用いて実施している旨説明された。
・HPのテキストの改変状況について、令和3年は出るのかという質問に、令和3年は
出ない、サポート情報(食事摂取基準等の情報をリーフレットで)をつけて対応する
旨説明された。
・実習時のコロナ対応、本来は健康運動士が対応するが今般の情報を鑑みて個別対応となる旨の説明がされた。
・今後のオンライン受験について質問があり、今後もCBT方式(一定期間を設けて)を利用して実施する予定である旨の説明がされた。
・厚生労働省保健局厚生労働省保険局医療介護連携政策課医療費適正化対策推進室新畑覚也室長様より行政の立場から特定健診・特定保健指導に関する最近の動向に関する下記の講演があった。
・特定健診・特定保健指導開始の背景、制度の概要、実施状況について
2008年2019万人受診38.9%実施、2019年度2994万人受診55.6%実施、保健指導30.8万人終了7.7%実施、2019年度121万人終了23.2%実施、2017年から全保険者の実施率を公表、積極的支援の期間が6か月から3か月に短縮、ポイントに関係ないモデル実施3か月間2kg2cmの介入効果を評価、動機づけ支援相当の検討
・コロナ禍における特定保健指導の実施についえ
ビデオ通話による初回面談のグループ支援、ビデオ通話による算定ポイントの見直し
・特定保健指導の効果について
全体で5%~20%程度のリスク減少、過去参加なしの方が減少多い
・これからの特定健診・特定保健指導(境界領域、禁煙達成の効果、モデル実施の導入)
講演の後、質疑応答に入り、特定・保健指導実施率向上、健康運動指導士の役割向上について質問がなされ、新畑室長から専門家の意見を聞きつつ今後も検討したい旨の説明がなされた