2009ルール改正の主なポイント |
運用変更 | 「打者が第3ストライクアウトになったとき、打者がカウントを間違えて 1塁に走ったとき」のルールの運用について |
変 更 | 平成19年度中央研修会での指導を変更、打者に送球が当たった場合にのみ守備妨害を適用する。 ※守備側チームが正しい知識を持っていることは、自らの責任である |
適用1 | 振り逃げができないケースで、既にアウトになった打者が一塁に走ることで、捕手の一塁への送球を誘発した場合 ◆一塁に走り続ける打者に捕手の送球が当たるなどして、他の走者に対するプレイの妨害になった場合 →ルール8-6項12の適用 ①ボールデット ②打者は第3ストライクルールによりアウト ③本塁に最も近い走者がアウト ④他の走者は、妨害発生時(捕手の送球が既にアウトになったにもかかわらず走り続ける打者に当たり妨害になった時点)に占めていた塁に戻る ◆捕手の送球がなされても、既にアウトになったにもかかわらず一塁に走り続ける打者に当たることがなかった場合 →ルール7-6項3の適用 ①ボールインプレイ ②打者は第3ストライクルールによりアウト ③他のすべてのプレイは成立する |
適用2 | 打者がボールカウントを間違えて一塁に走ることで、捕手の一塁への送球を誘発した場合 ◆塁に走者がいるとき、一塁に走った打者に捕手の送球が当たるなどして、他の走者に対するプレイの妨害になった場合 →ルール7-6項11・13の適用 ①ボールデット ②打者アウト ③各走者は、審判員の判断により妨害発生時に占めていた塁に戻る ◆塁に走者がいるとき、捕手の送球がなされても、打者に当たることがなかった場合 ①ボールインプレイ ②打者には打撃を継続させる ③他のすべてのプレイは成立する ◆無走者の場合 ①ボールデッド ②打者にはワンボールが宣告される |
1-1項 | アルタードバット |
文章追加 | アルタードバットとは、・・・(中略)・・・取り替えたりしたバットをいう。 また、バットに名前を彫ったり、刻んだりすることは、バットのノブ側末端のみ可能である。バレル側(先端部分)に彫ると変造バットになる。 |
事例 | ◆塗料を上塗りしたバットは使用できるか <ケースブック3002> →使用できない。変造バットになる。 それぞれのバットの所有者を見分けるために、バットのグリップエンドに名前、イニシャル、ユニフォームナンバー等のシールやマークをつけることは問題ない。 |
1-2項 | アピールプレイ |
修 正 | アピールプレイは次の8つの場合である (5) 不正 無通告交代したとき |
4-4 | スターティング プレーヤー |
修 正 | スターティングプレイヤーは、 試合開始30分前の球審と監督との打ち合わせで、打順表が確認されたとき、 試合開始30分前に、チームから打順表が提出され、審判員・公式記録員によって確認されたとき、公式のものとなる。 |
経 緯 | 競技者必携の試合開始手順に即して修正。 |
4-5・6・7 | 指名選手・再出場・プレイヤーの交代 |
修 正 | 各項において、「 申し出 」を、「アピール」に変更。 |
4-8 | プレイヤーのマナー |
追 加 | 2.チームのメンバーは、競技場内(ベンチを含む)で喫煙をしてはならない。 |
4-10項9. | 代替プレイヤー(リプエイスメントプレイヤー) |
効果の修正 | (1)代替プレイヤーとして出場する資格のないプレイヤーを出場させた場合 のペナルティは、4-7項<効果>7項を摘要し は、再出場違反として扱われ、4-6項3<効果>3が適用される。その他にさらに該当する違反行為が重複して行われた場合は、その違反に該当する項目のペナルティ を適用する が適用される。 (2) 無通告で代替プレイヤーが出場した場合は、不正交代(無通告交代)となり、相手チームから申し出(アピール)があれば、4-7項<効果>7項のペナルティが適用される。 代替プレイヤーを無通告で出場させ、相手チームからアピールがあった場合は、無通告交代として扱われ、4-7項<効果>7項が適用される。 (3)出血のため試合から退いていたプレイヤーを無通告で試合に戻し、相手チームからアピールがあった場合は、無通告交代として扱われ、4-7項<効果>7項が適用される。 |
5-3項5. | サスペンデッドゲーム |
追 加 | サスペンデッドゲームを採用した場合、一時停止したその場面から、試合を再開する。 |
8-2 | 打者走者がアウトになる場合 |
修 正 | (注1)野手が球を確捕して 一塁を踏めば 、身体の一部が一塁に触れれば、一塁に触球したことになる。 (注2)野手が球を確捕して 一塁を踏むのと 、身体の一部が一塁に触れるのと、打者走者の触塁が・・・(以下略)。 |
10-7項3. | 違反とペナルティ |
修 正 | (1)最初の違反 は、警告されるだけである。 には、違反者に警告が与えられる。 (2) 警告したのち、再び違反があった場合は違反者が退場になる。 2回目の違反、もしくは1回目の違反が重大なものであると審判員が判断したときは、違反者が退場になる。 |