ユーモアクラブより転載。

北広次郎エッセイ集 ミスターヨーロッパだより

第28号

 北 広次郎が不動産や絵画美術品クラシックカーに結びついた背景

 当方の欧州高等貴族バイヤー達の4種類の真性バイヤーの購入方法についての背景を説明します。

 北 広次郎のケースはごく特殊かもしれませんが、彼ら貴族筋のバイヤーと故あって結びついて、この貴族購入方式で30年間これらに絵画購入のアレンジをしてきています。残念ながらこういう真性バイヤーとの海外国際取引の経験的専門家は皆無なために説明に苦慮します。

 しかし、北 広次郎が欧州高等貴族と知り合い結びついた動機は、当初絵画や美術品とはまったく無縁な文化芸術友好交流の個人的関係からたまたま彼らから絵をさがす事に協力してほしいとたのまれたのがきっかけで、最初全くの奉仕で紹介してきました。

 その当初は私は当時まだ丸紅機械本部の海外代表でしたから、私には機械販売の本業がありましたので、絵画の持主売り手買い手双方から依頼され絵画所有者を我々機械製造販売顧客から紹介して差し上げましたが、絵画に関しては手数料などは一切いただきませんでした。

 バブルの頃は、デパート・商社はみんな美術品部を作りました。私のいた丸紅も、丸紅画廊を作りました。現在の三越社長で日本百貨店協会会長の私の高校同級生中村胤夫君も、まだ岡田社長時代には美術品部部長として、三越の顧客依頼の為に絵画を扱っていました。その頃、西武セゾンも大丸など一流デパートも大手商社も一斉に美術品部開設しまして、商社の名前を冠した画廊が店を構えましたが、1991年日本バブルがはじけてからデパートも商社も全部美術品部は廃業しました。

 私は1982年から丸紅を卒業して、国際技術貿易コンサルタントとして現地英国で独立しました。同時に英国通商業省工業開発協会の、日本を主体とした外国工業の英国工場建設誘致促進委員会の顧問に任命されました。以後日本贔屓だったマーガレット・サッチャー首相と協力し日系工業製造業各社の英国工場建設誘致運動を手伝い、日系企業英国工場進出希望調査団に対する英国工業事情文化事情生活事情教育事情などなど講演と相談役を担当しました。

 そしてまず最初に誘致したのが、ニッサン自動車英国工場建設でした。丸紅機械部時代私は、ニッサン自動車の繊維機械部のウォータージェットルーム(水噴射式織物機械)の輸出入代理店エイジェントとして、1964年から欧米市場他にメイドインジャパン機械を販売開始していましたから、当時のニッサン自動車社長石原洵氏にも、英国労働組合事情などの講義も行ない英国内工場建設用地のお世話もしました。

 ルノー社カルロス・ゴーン氏がニッサン自動車社長就任で、ニッサン自動車繊維機械部は、かねてより度々買収を希望されていたトヨタグループの発祥母体親会社である愛知県刈谷市の株式会社豊田自動織機製作所(英国万博出品展示の豊田式自動織機の発明者豊田佐吉翁画その出品機パテントを、英国マンチェスター市のプラットブラザーズ社に特許使用権売却して得たロイヤリティーを資本金として、トヨタ自動車が創立発足した)にニッサン繊維機械部は移譲されたのです。

 北 広次郎は、1964年丸紅繊維化学機械部で、上記トヨタの母体会社豊田紡績機械の世界市場への輸出も手がけていたのです。その他村田機械製作所、津田駒工業、東芝機械、日立製作所、三菱重工繊維機械、大阪機工毛紡績機、などなど機料品メーカー、電気品モーター、島津製作所などテスター試験機、部品製造メーカーの200社あまりをたばねて、紡績織物染色仕上法制加工プラント工場の機械各種・アクセサリー・パーツを組み合わせて、フィリピン・マレーシヤ、インドネシヤ・タイ・ベトナム・パキスタン・インド・エジプト・トルコなど中東・アフリカ諸国、英仏伊独など欧州各国、カナダ・米国・中南米、ロシヤ、韓国、中国、オーストラリヤなど、殆ど全世界各国に紡績織布染色仕上法制加工工場建設据設置などを行ってきました。

 そして丸紅グループ内で北 広次郎提議で丸紅テクマテックス社を世界各国に創設して英国会社社長荷就任し、フランス・リオン、イタリヤ・ミラノなどにも丸紅テクマテックス社を創設し、顧問役員を兼務しました。米国シャルロッテ、タイ等にも創設し、現在は日本も含めてすべて丸紅テクマテックス社に統合されています。(丸紅テクマテックス社検索可)

 そして1995年前後3年間、日本の不良債権不動産資産(絵画・宝石・クラシックカー・古美術・骨董品が付随したもの、不動産が多かった)の整理に英国貴族R家筋の推薦でLEHMAN BROTHERS JAPAN に派遣されました。そしてその銀行損切買収再度債権化外資買いの渦中に巻き込まれました。その時に不良債権不動産の売り物の物件には、西洋絵画コレクション・日本骨董美術品・中国骨董美術品・ダイヤモンドなどの宝石コレクション・クラシックカーコレクションなどが付帯的にくっついてきまして、外資によりニューヨーク・ロンドンに持ち出されたものです。

 いま、欧州EUはギリシャ国債破綻問題からイタリー、スペイン、ベルギーに飛び火しており、又ドル安がひびいてペイパーマネー・国債・債権・株への不信感から、ゴールド金延板・西洋絵画・ダイヤ等宝石、レアメタル・レアアースなどの物品への投資へシフトさせています。ゴールドのロンドン相場は、2011年11月1トロイオンス当たり瞬間1750米ドルを超えました。1トロイオンス当たりの相場が2000米ドル超えるのは時間の問題と言われています。2008年秋、リーマン・ブラザーズが破綻したサブプライム問題が起きる前のゴールド相場は1トロイオンス当たりのロンドン相場は、たった670米ドルでした。特にまた単品でも金額の張るブランド作家の西洋絵画が又注目されています。

 最後に、GOOGLEかYAHOOに北 広次郎を打ち込んで「ミスターヨーロッパ」を検索して見て下さい。こちらは日本語でありますが。

北 広次郎 英国

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Nori Kojiro Kita

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