【the witness】

见证者

立会人」

<<大Oliver↓>>

【1A】

That’s quite a time we don’t have to talk about the damn life

那些日子,还没什么烦心事聊以消遣

「その日々に、我々は煩い生活を議論する必要がなくて」

那些日子:当時、その頃、あの日々

还没什么:まだ何も

烦心事:悩み事

聊以:ちょっと、まずは、ひとまずは

消遣:(好きなことをして)暇をつぶす、気晴らし

→例「あの頃の僕たちにはなんの心配事もなくて、ただ日々を持て余して」

By the side in summer evening, drown in smoky freshly scent

夏季傍晚的我们,坠进馥郁的云烟

「夏の夕の傍に居る我等は、馥郁たる雲煙に落ちて」

夏季傍晚的:夏の夕暮れの

我们:私たち、僕たち

坠/进:落ちる、沈む/入る、進む、前進する

馥郁的云烟:馥郁とした雲煙

→例「夏の夕暮の僕たちは、匂やかな雲煙の中に落ちていく」

Shuttling through the city

纵身穿越颠倒的城市

「顛倒する町に行ったり来たり」

纵身:勢いよく)前へ飛び出す飛び上がる身を躍らせる

穿越:通り抜ける

颠倒:ひっくり返す、逆さまにする。

的城市:(~の、な)街、都市

→例「さかさまの都市を縦横無尽に駆け巡り」

★そのまま「逆さまの都市(街)」です。欧米文化の、奇妙なイメージだそうです。

強いて言い換えるのであれば”美しい都市”、”静かな都市”ですが、直接過ぎる表現なので今回は避けたほうがいいかもしれません↓

「オリバーはあなたの少年時代を思い出し始めた,

その時私たちはみな心配ごとのない少年で,風の中で遊んでいた。

都市には誰もいないようで、あなたと私の二人だけの世界、都市が逆さまになったようだ(私たちが遊んでいるのは楽しすぎて、自由だから)」

Oliver:例えば私たちは夏の夜の夕暮れ時に、都市の高い坂で、自転車で突進してきたようなものです。スピードが速すぎて都市が逆になった。

Upside down, like only we were here in the world

如入无人之境

「通り抜けて、無人境( むにんきょう )に入るの如し」

如:まるで

入:入る

无人之境:誰もいない荒野、誰もいない場所

例→「まるで誰もいない場所に入り込んでしまったようだ」

【1B】

You looks like a statue standing still in the faraway

你如同在我不远处,一座默立的雕塑

「君は近所に立ったる彫像の如く」

你:あなた、君

如:ようである

同在:共にいる

我不远处:自分から遠くないところ

一座默立的雕塑:一つの黙って立つ彫像、彫刻

→例「君は僕から少し離れたところで、静かに立つ彫像のように」

→★彫像は「黙って立っている君の姿は彫像のようだ」、という比喩表現だと思います。それと”不远处”は直訳すると「遠いところではない」なので、近所というよりは、自分から遠くない、もしくは少しだけ離れたところ、と言う表現になります。

You looks like a universe with all the star glow

却又好似一座宇宙,星群都熠熠发光

「君はあらゆる星も光る宇宙の如く」

却又:また

好似:~のようである

一座宇宙:一つの宇宙

星群都:星々がみんな

熠熠:光り輝くさま(昔の書き言葉)

发光:発光する、光り輝く

→例「だけど一つの宇宙のように、星々がキラキラと輝く」

We kind of spirited

滚烫的少年时代,

「燃え上がる少年時代、」

滚烫:燃えるように熱い

的少年时代:~な少年時代

→例「燃えるような少年時代」

I mean, how could we get so far?

我们究竟如何那样交心,

「いかん互いに知り合い、」

我们:私たち、僕たち

究竟:結局のところ、つまるところ

如何:どのように、いかに

那样:そんな、そのような、あんな

交心:胸中を打ち明ける

→例「僕たちはどのように心を通わせて」

And fall in crowd apart

又是如何散进人群,天各一方?

「いかん人込みに散りゆくの?」

又是:また(又:また、是:~だ)

如何:どのように、いかに

散/进:散り散り、ばらばらになる/进:入る、進む

人群:人の群れ、人だかり、人込み

天各一方:それぞれが別の場所に居る。遠く離れていて、顔を合わせるのも難しい状態

→例「どのように人の群れに散り、遠く離れてしまったの?」

【1C】

Shall I be afraid

我是否可以面对心中忐忑,

「僕は、心の中の不安を直面するかどうか、」

我是:私は、僕は

否可以:出来るかどうか

面对:向き合う、対面する

心中:胸の中、心の中

忐忑:心配事、気が気でない

→例「僕は、僕の胸の内の不安と向き合えるか」

Made up to seem like we were actually on the right place

佯装若无其事,仿佛一切都在正轨?

「我等も全てが正しい道にいるのを装うか?」

佯装:装う

若无其事:どこ吹く風というふうな態度である,何食わぬ顔をする,事もなげにけろりとしている

仿佛:まるで、~のようだ

一切都在正轨:全部正しい道の上(一切都:ぜんぶ/ 在:~で/ 正轨:正しい道)

→例「何食わぬ顔で、全てが正しい道だったと装おうか?」

Doing all right things before ceremony

以最正确的姿态,面对成长的仪式

「成人式の前に、全ての正しい事をして」

以:~によって、~をもって

最正确的姿态:最も正確な態度

面对成长的仪式:成長の儀式に向き合う

→例「最も適切な態度で、成長の試練に臨む

人は成長する中で多くのことを経験しなければなりません。たくさんのことを経験して、泣き虫な子供は強い大人に成長することができます。これが“成長の儀式”です。

★多分中国的な表現です。日本語で言うと、「成長の試練」あたりが近いかもしれません。歌詞の雰囲気に合わせて適切な言葉を考えてもらえるとありがたいです。

Step by step day by day

一步一步,日复一日

「一步一步、一日一日」

【1D】

But may I have a moment, calling all the memories

但当我片刻喘息时,往日却仍在眼底

「然ししばらくの間に喘げば、往日はなお目の前にあり、」

但:ただ

当:~になる

片刻:片時、一時、しばらく

喘息时:ハアハアと喘ぐ、息切れする時

往日:昔、以前

却仍:かえって、依然として

在眼底:目の中で

→例「だけど僕が息切れするとき、昔は依然として目の中にある。」

You were there in seventeen smiling in leaking light like a hide & seek

年轻的你笑起来,在忽明忽灭的光影中,如同迷藏

「若い君は微笑んで、漏れている光に、鬼ごっこのように」

年轻的你笑起来:若い君は笑いだす

忽明忽灭:光が揺らぐ様子

光影中:照明、光と影の中、木漏れ日とも訳せるかも

如同迷藏:かくれんぼのような

→例「若い君は笑い出す、揺らぐ光の中で、かくれんぼのように」

now I bought glow, how could time go backwards

如今我们各遂心愿,但时光如何回转过去,

「今我等の願いが叶ったけれども、光陰はいかん回転して、」

如:もし

今:今

我们各:私たちそれぞれ、各々

遂心愿:願い、望み、念願が思い通りになる、 意にかなう、成し遂げる

但时光:ただ時間、歳月、月日は

如何:どのように、いかに

回转:向きを変える、元の場所に 帰る、ぐるりと回転する

过去:話し手のいる場所から)歩いて行く、通り過ぎていく

→例「もし願いが叶うなら、あの日に戻れるだろうか」

Drown in the fearless freshly scent

回到起初那个,无所畏惧的芬芳夏日?​

「始めの恐れのない香細しい夏へ帰る?」

回到:帰り着く、戻る(帰る、戻る+到達、至るみたいなイメージです)

起初:初め、最初

那个:その、あの

无所畏惧的:怖いもの知らずな、何も恐れない

芬芳夏日:かぐわしい夏の日

→例「最初のあの、怖いもの知らずなかぐわしい夏の日に帰り着く」

<<大Oliver↑ ↓小Oliver>>

You wear the old shoes, ironed white shirt,

near the window at regular table

熟悉的靠窗座位,你穿着熨帖的白衬衫和旧日的鞋子

「君はアイロンをかける白のシャツと昔の靴を着て窓に近い、昔の机に」

熟悉的靠窗座位:よく知った窓側の席

你穿着:あなたは着ている(履いている)★中国語だと着るも履くも”穿”です

熨帖的白衬衫和旧日的鞋子:アイロンをかけた白いシャツと、昔の靴

→例「よく知った窓際の席、君はアイロンをかけた白いシャツと昔の靴

を履いている」

It’s unusual things, isn’t it?

你是否也觉得,重逢总是难能可贵?

「君も再会することが珍しいと思うの?」

你是否也觉得:君も思うのか

重逢:再会

总是:いつも

难能可贵:(簡単にできないことをやってのけるのは貴ぶべきことである→)(…するとは)誠に見上げたものである,並たいていのことではない.

→例「君も思うのか、再会はいつも簡単なことではないと」

I don’t know what to say,

dazing to mismanage which do not make sense

我不知从何说起,只能讲些不着边际的话语

「何より話したらよいか知らずに、出鱈目な言葉ばかり」

我不知:私は知らない、私はわからない

从何说起:どこから話しだしたらよいか

只能讲些:少ししか話せない、いくつかしか話せない

不着边际的话语:とりとめがない話

→例「僕はどこから話し出したらよいかわからずに、いくつかのとりとめのない話しかできない」

【2B】

I’ve imagined the red-letter crossing path before

我曾设想过一些精彩的偶遇

「僕はかつて素晴らしい出会いを予想することがある」

我曾:僕はかつて、以前

设想:仮想する、想定する、予想する

过:~したことがある

一些精彩的偶遇:いくつかの素晴らしい出会い

→例「僕はかつて、いくつかの素晴らし出会いを予想したことがある」

You know, in a somehow sweet season

在最合适的时间和场合,

「もっとも適当な時間と場合に」

在:~で(例→在日本吃寿司:日本で寿司を食べる)

最:最も、一番

合适的时间:ぴったりな、適切な時間

和:と(例→日本和中国:日本と中国)

场合:場合、場面、置かれている状況

→例「最も適切な時間と場面で」

All balloons and pigeons, and logic and matrix

They should be in there

一切都美好得恰到好处

「すべてがちょうど良いのだ」

一切都:ぜんぶ、全て

美好得:美しく,麗しく,すばらしく,輝かしく

恰到好处:丁度良いころ合いである、ちょうど適当である。ほどよい

→例「全てがすばらしくちょうどいい」

【2C】

But what makes us restless is all the mundaneness

但我们却无法安身,在琐事的洪流之中

「それでも我等は身を落ち着けることができなくて、雑事の流れの中に」

但我们:でも、だけど、ただ僕たちは

却:反対に、むしろ、却って

无法安身:身を落ち着ける、身を置く、身を寄せる 方法が無い

在:~で

琐事:こまごまとしたこと、些細な事、雑事、つまらないこと

的洪流之中:~な巨大な洪水、大きな流れ、奔流

→例「だけど僕たちは身を落ち着けることができなくて、雑事の奔流の中で」

Having coffee, tell them we were bluntly walking on city top

只好在茶歇时,畅谈我们曾奔跑于城市之巅

「やむなくお茶を飲む時に、我等はかつて都市の頂上で走って」

只好:やむをえず、仕方なく

在茶歇时:お茶を引いてるときに(客がいなくて暇してるほうのイメージ)

畅谈:打ち解けて話す、心置きなく話し合う

我们曾:僕たちは かつて、だった(過去形にするイメージ)

奔跑:駆け回る、走り回る

于城市之巅:都市、街の頂上で

→例「仕方なくお茶を引いてるとき、打ち解け話す僕たちは街の頂上を駆け回っていた」

and now exert being commonplace

又逐渐变成普通人的,那些时光的片刻

「次第に普通の人になって、あれらの時間の片時を歓談している」

又:また

逐渐:(少しずつ自然に変化することに重を置き)次第に,だんだん

变成普通人的:普通の人、ありふれた人 になる、に変わる

那些时:あれらの、それらの とき、時間

光的片刻:明るい、輝く 一時、わずかな時間

→例「また次第に普通の人になって、あれらの時間、明るいひと時」

【E】

You cheerfully blow away the cloud on violet sky

夕阳余晖中,你拨开层层云朵

「夕焼けの残照の中より、君は層雲を払い除けて」

夕阳余晖中:夕日、夕焼けの 残照、残光の中

你拨开:君はこじあける、押しうのける、払いのける、かき分ける

层层云朵:幾重にも折り重なったばらばらの塊状の雲

→例「夕焼けの残光の中、君は折り重なった雲をかき分けて」

The young shadow is in my dreamland

在我的梦中,那影子仍时常造访

「僕の夢にもその影は今なおちょくちょく訪ねる」

在我的梦中:僕の夢の中で

那影子仍时常:その 影は 今なお よく、しばしば

造访:訪問する、訪ねる

→例「その影は、今なお僕の夢の中にしばしば訪れる」

I know it’s delightful time and the pretty muffin’s over

我深知最美好的岁月已经逝去

「僕は知る、一番美しい歳月はすでに過ぎ去った」

我深知:僕は知り抜いている、理解している、よくわかっている

最美好的岁月:最高の、最も素晴らしい 歳月、年月

已经:もう、既に

逝去:中国語における逝去”は、“時の流れ”の中の“流れ”のようなものらしいです

→例「僕は知っている、一番美しい歳月はすでに過ぎ去った」

Oliver「あなたと一緒にいた素敵な時間は過ぎ去りました。僕は、少年から成長したあなたを見ているだけのただの証人です。さようなら。」

When I turn around, I’ll be a witness

转身与你告别后,我只是一个见证者​

「君に別れを告げた後、私はただ立会人で」

转身:向き直る、体の向きを変える

与你告别后:あなたと 別れたあと、離れたあと(死者に別れを告げる)

我只是:僕はただの

一个见证者​:一人の証人、目撃者、(遺言などの)立会人

→例「君に向き直り別れを告げたあとは、僕はただの立会人だ」

【2D】

To run deep of some of my memorial address

那是我记忆的更深处

「それは私の記憶のもっと深いところのだ。 」

那是:それは、あれは

我记忆的:僕が覚えている、僕の記憶の

更深处:更に、もっと 奥、奥深く、奥底

→例「それは僕の記憶の更に奥深く」

Beneath the firework you were standing in a river with drifting paper boats

你站在溪流中,纸船漂过,焰火初上

「君は川の流れの中に立って、紙の舟が流れて、花火が上がって」

你站在溪流中:君は川の流れ中に 立って

纸船漂过:紙の船が漂う

焰火初上:花火が上がる(上がり始めの様子)

例→「君は川の流れの中に立って、紙の船が漂い、花火が上がる」

In the meantime I found your figure’s like a statue

那个时候,你的轮廓如同一座雕塑

「その時、君の輪郭は彫刻のように、」

那个时候:その時

你的轮廓:君の輪郭

如同一座雕塑:ひとつの彫刻のようである

→例「そのとき、君の輪郭は彫像のようだ」

Distant, the glowing stars aren’t even mine

在我无法触及的地方,闪烁着光亮

「私の手の届かないところで、光がきらめいている」

在我无法触及的地方:私が触れることができないところで

 触及:(多くの場合魂などに)触れる

闪烁着:瞬く、きらめく、ちらちら光る

光亮:明るい光

→例「私の手の届かないところで、ちらちらと明るい光がきらめく」

【3D】

<<大Oliver↓>>

 

To witness suns turn down

见证过日升日落,

「日出日没に立ち会いて」

见证过:立ちあって、

日升日落:日が昇り日が沈む

→例「日の出日の入りに立ち会って」

<<小Oliver↓>>

To witness time files by

见证过光阴流转

「光陰流転に立ち会いて」

见证过:立ち会って

光阴:時間、月日

流转:流転する、転々とする

→例「時の廻りに立ち会って」

>光陰流転(流れる一瞬、)に立ち会って、

<<大Oliver↓>>

There lies some juveniles, chewing fat as they like

有些年轻的面孔,正无忧无虑地谈笑

「ある若い顔がのんきに談笑している」

有些:一部の、幾らかの、少しの

年轻的:若い

面孔:顔つき、表情

正:まさに

无忧无虑地谈笑:のうのうとして、安心しきって、楽観的に、談笑する

→例「いくつかの若い顔が、のんきに談笑している」

<<小Oliver↓>>

At end of summer time, pink sunset tints the sky

夏日即将结束,粉色余晖点染天空

「夏の終わりに、ピンクの残照が空を染める」

夏日:夏の日

即将结束:まもなく、すぐに 終わるだろう

粉色:薄紅、桃色、ピンク(薄い紅色)

余晖: 残照、残光の中

点染:色づける、染める、彩を添える

天空:空

→例「夏は間もなく終わるだろう、薄紅が空を色づける」

>夏の終わり、空が赤く染まり(日本語だとピンクの空とはあまり言わない?)

→★ピンクの空は少し違和感がありますよね。赤、もしくは薄紅が妥当だと思います。

<<大Oliver↓>>

I just wanna look at it...

我放空思绪,看世间风景

「僕は頭の中を空にして、浮世の風景を見る」

我放空:空にする、手放す

思绪:考え、気持

看世间风景:世間、社会、世の中(世俗的なイメージ) の風景、景色を 見る、見守る

→例「思考を手放して、世の中の風景を見守る」

Then on fire

也在时间的轨辙上燃烧殆尽​

「時間の線路に燃え尽きる‌」

也在时间的轨辙上:時間の軌道上で(レールの上で)

燃烧殆尽​:燃える 尽き果てる

→例「時間のレールの上で燃え尽きる」

 

【1A】

>あの頃の僕ら 何の心配もなく遊べていて

>夏の夕暮れ、匂やかな雲に落ちていく(雲煙は日本語だと火葬の意味もあるようで、夏=お盆で死者を悼む意味があれば雲煙、かなとも思います。または霞)

>逆さまの街を駆け巡り

>誰もいない場所に入り込んだよう

>”(自分たち以外)誰もいない場所”ですが、寂しさを感じさせるシーンではないと思うので「二人だけの世界」、のような表現はどうでしょう?今、二人の楽しい時間を邪魔するものは何も無い、みたいなイメージで・・・

【1B】

>君はそばにいても物静かで(彫像を意訳すると、動かない=物静かかな、と)

>だけどたくさんの星が光る宇宙のようだ

>燃えるような少年時代

>僕らはどうやって心を交わし

>どうして離れてしまったの?(どうやってだと離れたくて離れた感じなので、離れたくなかったけど離れたの方かなと思いまして。)

 →どうして違ってしまったの(の方がいいですかね?)

【1C】

>心の中の不安と対面しても

>全てが正しいと装うの?

>たくさんのことを経験し

>一歩一歩、一日一日、大人になっていく(後半二行はかなり順番を入れ替えての意訳です。成人式ではないと思うので)

【1D】

>息をした瞬間、目の前にあの日の君がいて

>かくれんぼのような光の中、君は笑い出す

>今、僕らの願いが叶い、時が戻るのならば

>あの夏に戻るのだろうか?(1Aであの頃の夏について説明があるので、ここでは怖いもの知らずなどカットでもよいかなと思いました)

【2A】

>アイロンをかけた白いシャツを着て、昔の靴を履いている

>窓際の席に座る君

>いつでも再会は出来ないと君も思うの?

>僕はどこから話しだしたらいいのかわからず、とりとめのない話しかできない

【2B】

>かつて素晴らしい出会いを想像し

>最も適切な時間と場面で

>全てがちょうどいい

※2Bはまだよくわかっていないので仮です

【2C】

・雑事の奔流=徒波?、

・お茶を引く=茶を飲む、一服する、一息つく

>だけど僕らは止まれずに徒波に飲まれ

>一息ついて、語りあう

>やがて心は開かれて(普通の人になる、がよくわからず。全体の流れから伝えたいことはこういうことかな、と。意訳です)

>街を駆け回ったあのひと時を語りあう

普通の人になる子どもの頃自分はすごく特別な存在だと思っていたけれど(少年時代特有の全能感、未来への期待)、大人になるにつれ、自分もごくごくありふれたただの人間だと自覚する・・・みたいなイメージかなと。

【E】

>夕暮れの中、君は雲をかき分けて

>幼い影は今も夢に現れる

>素晴らしい日々はもう無いと知っている

>君と別れを告げたら僕はただの立会人

【2D】

・輪郭=シルエット、影、姿

>それは、記憶の奥の一番深く

>君は川の流れの中に立ち、紙の船が漂い、花火があがった

>君の影は彫像のようで

>手の届かない場所で、光が煌めいていた

【3D】

・日の出=夜明け、暁、朝焼け、

・日の入り=日没、夕暮れ、日暮れ、

・立ち会う=目撃する、見届ける、

・光陰流転=一瞬、

>日の出と日暮れを見届けて

>流れる一瞬を見届けて

>子供達は楽しそうに笑っているんだ

>夏の終わり、空は赤く染まり

>無意味な思考は燃え尽き彼方へ散っていく

★ストーリー状に状況を整理してみました。

今までの話を元に自分の感覚でまとめたものなので、もちろん相違があれば変更していただいてかまいません。

大人Oliver視点&発言

子供Oliver視点&発言

【1A】大人Oliver視点

大(自分がまだ子どもだったとき、心配事は何もなくて、ただただ楽しくOliverと遊んでいた。)

【1B】大人Oliver視点

大(自分にとってのOliverは、直接触れることはできず、Oliver自身から語り掛けてくれることもないので、まるで教会の彫像のような存在ではあったけど、いつもすぐそばにいてくれて、たくさんの幸福をもたらしてくれた。)

【1C】大人Oliver視点

大(成長するにつれ不安なことや、心配事が増えていく。そんな自分自身の感情と向き合い、自分は大丈夫だと言い聞かせ、成長していくことが出来るだろうか?自分にとっての正解を模索しながら僕は一日一日大人になっていく。)

【1D】大人Oliver視点

大(日々の生活に奔走する中息切れしてしまっていたある日、懐かしい記憶が蘇ってきた。少年のままのOliverが揺らぐ光の中、今までかくれんぼをしていたかのように顔をのぞかせ、笑いかけてくる。ああ、もしも願いが叶うなら、キラキラと輝いていた少年の日の自分に戻ることができるだろうか。)

【1D】子供Oliver視点

小(大人になった君は、見慣れた服を着て、よく知った窓際の席に座り、僕と向き合っている。)

小「大人になった君は、僕との再開は難しいことだと思ってる?」

久し振りの再会に僕は何から話せば良いかわからなくなって、いくつかのとりとめのない話しかできないでいる。

【2B】子供Oliver視点

小「僕はあの頃こう思ってた、きっとこれからの僕たちにはたくさんの素敵な出会いがあって、何もかもがうまくいくはずだって」

小「だけど想像していた未来とは全然違って、今の僕たち(大人Oliverと、それを見守っている子供Oliver)は日常の中のほんの些末事に追われ続けている」

小「まあ、それも仕方ないことだと一息ついたとき、ふと昔の僕たちの姿が頭をよぎった」

小「キラキラした少年だった君は、どこにでもいるありふれた大人へと成長した。」

【E】子供Oliver視点

小「今でも時折、あの日の君の影が僕の夢に現れる」

小「僕だって十分にわかってる。君が言う美しい日々は既に過去のものになったんだと。今の僕は、幼かった君が一人前の大人になるまでを見守ってきた、成長の証人だ」

【2D】子供Oliver視点

小「それは僕の記憶の、更に奥深くにある光景」

小「君は川の流れの中に立っている。水面には紙の船が漂い、夜空には花火が上がる。」

小「開花するまばゆい光を背に浮き上がる君のシルエットはまるで神聖な彫像のようで」

小「僕には触れることができない存在だと知りながらも、その光のほうへと手を伸ばさずには居られなかった」

【3D】二人交互

大「僕はこれからも、日が昇り、日が沈む世界で生きていく」

小「僕はこれからも、時間の奔流を朽ちぬ瞳で見守り続ける」

大(ふと、どこかの子供たちがのんきな様子で夕日を眺めていることに気づく)

小「この再会もそろそろ終わりの時間だね。ほら、薄紅が夏の空を満たしてゆく」

大(気づけば小さなOliverの姿はもう見えない。眼前にはいつも通りの日常。考えることをやめ、灯りが点々とともりだす街の風景を眺める)

大(自分もいつか、この世界に住むあのありふれた人々と同じように、時間のレール上で燃え尽きていくのだ)

★ここから考えると、個人的にタイトルは「立会人」より「証人」、もしくは「証明」かなと・・・

小さなOliverは大きなOliverの成長の証明を

大きなOliverは小さなOliverの存在の証明を

お互いに担っているイメージで

【文字数調整版】

1A

あの頃の僕ら 何の心配もなく

夏の夕暮れ 香る雲の中

逆さまの街 入り込み

二人だけの世界へ

1B

そばに居ても触れられない

星のように輝く君に

燃えるようなあの日々

交わり、分かれたの?

1C

不安や悩み 向き合い僕は

正しい道に いると言い聞かせ

一歩一歩、一日一日

大人になっていく

1D

瞬間蘇る 懐かしい記憶

かくれんぼのように君が笑いかけるんだ

叶うならばあの頃の

輝いていた自分に

2A

見慣れた席に 座る君は

見慣れた服を身に着けている

大人になった君と再会し

何を話そう

2B

あの頃は素敵な未来が

訪れると想像していて

何もかもうまくいく

そう思っていたのに

2C

ありふれた大人になって

流される日々に一息ついて

やがて心開かれて

あの日々を語ろう

E

夕焼けの夢 君の影は

素晴らしい日々を呼び覚まし

君と別れを告げたらぼくは

君の成長の証人に

2D

記憶の奥 更に深く

花火を背に

川の中で君は立つ

君の影に 届かないけれど

君に触れたいと 手を伸ばす

3D

日の出と日暮れ 時間の流れ

見守る僕ら 笑う子供達

夏の終わり 空は赤く

心解き放ち 燃え尽きる

【直訳意訳案2】

【1A】

>あの頃の僕ら 何の心配もなく

>夏の夕暮れ、匂やかな雲に落ちていく

>逆さまの街を駆け回り

>二人だけの世界に入り込む

・二人だけ→僕らだけ、

【1B】

>君は触れられないけれどいつもそばにいて

>たくさんの星が光る宇宙のよう

>燃えるような少年時代

・少年時代→あの日々、あの頃、と分かりやすく言い換える?

>僕らはどうやって心を交わし

>どうしてはぐれてしまったの?

・はぐれて→たがえて、分かれて、離れて

【1C】

>心の中の不安と向き合って

>全てが正しいと装うの?

・何食わぬ顔→平気な顔、平然と、etc...を入れる?

>たくさんのことを経験し

>一歩一歩、一日一日、成長していく

・成長→中国語の漢字を使うなら、大人になるより成長する?

【1D】

>息をした瞬間、目の前にあの日の君がいて(Deepl翻訳だと、一瞬息を整える、なので、息切れではない?)

>かくれんぼのような光の中、君は笑い出す

・英訳的に、かくれんぼのような、は君ではなく、光にかかっている?>かくれんぼのような光

>今、僕らの願いが叶い、時が戻るのならば

>恐れを知らなかったあの夏に戻るのだろうか?

【2A】

>アイロンをかけた白いシャツを着て、昔の靴を履いている

・冗長なので、「見慣れた服を身に着け」と一纏めにする?

>窓際の席に座る君

>再会は難しいと君も思うの?

>何から話そう、世迷いごとばかり口から漏れる

・世迷いごと、戯言、

【2B】

>あの頃は素敵な未来が

>訪れると想像していて

・上2行、順番入れ替えています。

>すべてがうまくいく

>そう思っていたのに

・〜なのに。と持ってくることで、↓の冒頭だけどを省略

【2C】

>僕らは些事の洪水に流されて

・中国語の漢字重視。

・些事→ありふれた、つまらない、雑事、

>一息ついて、語りあう

>ありふれた大人になって

>街を駆け回ったあのひと時を語りあう

【E】

>夕日の残照の中、君は雲をかき分けて

・夕暮れの中、落日の残光、余映、

>幼い影は今も夢に現れる

>素晴らしい日々はもう無いと知っている

>君と別れを告げたら僕は君の見届け人

【2D】

>記憶の奥の一番深く

>君は川の流れの中に立ち、紙の舟が漂い、花火があがった

・語順的には、花火→紙舟→君?

>君の影には触れられない

>手の届かない場所で、光が煌めいていた

【3D】

>日の出と日暮れを見届けて

・日の出→暁、朝日、

・日没→日暮れ、落日、

>流れる一瞬を見届けて

・光陰流転→時の流れ、

・見届ける→見守る、立ち会う

>子供達は楽しそうに笑っているんだ

>夏の終わり、空は赤く染まり

>時間の線路で燃え尽きる

★最終案(仮)

「見届け人」

【1A】

あの頃の僕ら 何の心配もなく

夏の夕暮れ、匂やかな雲に落ちていく

逆さまの街を駆け回り

二人だけの世界に入り込む

【1B】

君は触れられないけれどいつもそばにいて

たくさんの星が光る宇宙のよう

燃えるような少年時代

僕らはどうやって心を交わし

どうしてはぐれてしまったの?

【1C】

心の中の不安と向き合って

平気な顔で全てが正しいと装うの?

たくさんのことを経験し

一歩一歩、一日一日、成長していく

【1D】

息を吐く瞬間、目の前にあの日の君がいて

かくれんぼのような光の中、君は笑い出す

今、僕らの願いが叶い、時が戻るのならば

恐れを知らなかったあの夏に戻るのだろうか?

【2A】

アイロンをかけた白いシャツを着て、昔の靴を履いている

窓際の席に座る君

再会は難しいと君も思うの?

何から話そう、世迷いごとばかり口から漏れる

【2B】

あの頃は素敵な未来が

訪れると想像していて

すべてがうまくいく

そう思っていたのに

【2C】

僕らは些事の洪水に流されて

一息ついて、語りあう

ありふれた大人になって

街を駆け回ったあのひと時を語りあう

【E】

夕日の残照の中、君は雲をかき分けて

幼い影は今も夢に現れる

素晴らしい日々はもう無いと知っている

君と別れを告げたら、僕はただの見届け人

【2D】

記憶の奥の一番深く

君は川の流れの中に立ち、紙の舟が漂い、花火があがった

君の影には触れられない

手の届かない場所で、光が煌めいていた

【3D】

日の出日暮れを見届けて

流れる一瞬を見届けて

笑う子供達を照らす

夏の終わりの赤い空

僕は 時間の線路で燃え尽きる