1)発売にあたってのメッセージ
「アリ地獄のような街(原題:Je Shohor Chorabali)」は、バングラデシュでストリートチルドレンの支援活動を行うNGOエクマットラ(Ekmattra Society)が制作した映画作品です。
出演したのは実際にエクマットラが育てている子どもたちで、エクマットラの現地代表でもあるシュボシシュ・ロイ(Shuvoshish Roy)が監督を務めましたが、団体運営もあり資金不足の中、撮影は断続的に行われ、完成まで4年という歳月を要しました。
路上生活を強いられている子どもたちがどんなに厳しい現実の中で生きているか。
活動の中で目の当たりにする、一度足を踏み入れるとアリ地獄のようになかなか抜け出すことができない首都ダッカのスラムの闇や貧困の連鎖、そしてストリートチルドレンの過酷な生き様を一人でも多くの人々に知ってほしい、そんな想いを込めて作りました。
ストリートチルドレンを自分たちとは無関係な存在としてではなく、社会全体の自国の問題として捉え直してもらうため、完成後はバングラデシュ国内の富裕層や一般市民への啓発という大きな目的を持って各地で上映会を行いました。
また日本でも各地で上映会を開くことができ、多くの方にバングラデシュの現状を伝えることができました。
そうして集まったこの映画の上映の収益は、私たちがずっと夢に描いてきた理想の教育施設の土地購入や建設資金の一部に充てられ、2018年には念願のエクマットラアカデミーを開校させることができました。
現在このアカデミーでは、路上からの大逆転を描くような社会を驚かせるロールモデル達がすくすくと育っています。
彼らに共通するのは、自分の可能性を信じ、決して生まれた環境を言い訳にしないこと、そして、以前の自分と同じ境遇にいる子ども達に、恩送りをしていこうという気概です。
こうした人間を私たちは、「心のエリート」と呼んでいます。
そんな彼らに対し、私たちが強く心に決めていることは、その子ども達の可能性をとことん信じ抜き、彼らが望み、その道を歩み続けたいと願う限り、全力で応援することです。
こうしてエクマットラは、子どもたちへの直接的な支援と共に、映画という手法を用いて人々の意識を変えてゆくという啓発的な社会活動も行っています。
そして、一人でも多くの「心のエリート」を世の中に輩出し、彼らの手によって次の世代の子ども達の未来を照らし、輝ける場を作っていけるような、そんなサイクルを創っていくことを目指し、活動を続けています。
この「アリ地獄のような街」が、同じ世界に蔓延る社会問題を認識していただく機会となり、皆様の世界をより良くするためのアクションに繋がるきっかけとなることを願います。
2) サポーター募集の文章、詳細URL
《エクマットラサポーター紹介ページ》
https://congrant.com/project/ekmattra_japan/20023
世界って変えられると思う。
「同情」ではなく「共感」から
「限界」ではなく「可能性」を信じ
「過去の悲嘆」ではなく「未来へのワクワク」を感じていただき
ぜひ皆様に私たちエクマットラの仲間になっていただけたらと思います。
人間力に溢れた「心のエリート」達が路上から育ち、エクマットラの活動を引き継ぎ、彼ら自身が次世代のロールモデルを輩出していく、そんな持続可能なサイクルを完成させるために。
それが社会を、世界を変えていくさざ波となると信じています。
一緒に一歩を踏み出しましょう。
世界を変えていく一歩を。
「かわいそうな子ども達に支援を」ではなく、
「子ども達の溢れんばかりの可能性を信じ大逆転劇を創る応援者」として、心躍らせながらエクマットラの活動を応援をしていただけたらと願っています!
渡辺大樹(エクマットラ共同創設者・共同代表)