酔ひざめの 水の温みや 花月夜

※花月夜というのは、桜の咲く時期に見られる満月の夜。言ってみれば、ドラマチックな舞台が用意された夜といったところでしょうか。

京都に暮らしている間は、近くの神社に井戸水を汲みに行くのですが、井戸水の温度はほぼ一定ですから、冬には温かく、夏には冷たく感じます。逆に、水道水は外気の気温に影響されやすいので、冬は冷たく、夏は温く感じます。春先は、徐々にその温度変化を感じる季節。まぁ、酔い醒ましにはどちらかといえば冷たい方がありがたいのですが…。(K)