2万3000人 新たに原発０（ゼロ）を誓う！

More Photos by Yoko Narita

Version in English 

2011年3月11日に起きた東日本大震災、福島原発事故から4年。3月７・8日の週末に東北各地は元より全国で、一足早く様々な慰霊祭やイベントが催された。

東京では「脱原発世論を強く可視化するために」というスローガンの元「0308 NO NUKES DAY反原発★統一行動 ～福島を忘れるな！再稼働を許すな！～」という大集会・デモが2万3000人の参加者で行われた。

第1部は日比谷野音でのラッパーのＡＴＳさんのオープニングコールで開始。福島からの中島孝さん（なりわい裁判原告団長）ら2人、ゲストにはジャーナリストで元宇宙飛行士・農家の秋山豊寛さんが福島の汚染水による環境問題、進まぬ復興や原発施設関連労働者の過酷な現状について話した。さらに、鹿児島や福井、静岡の原発現地で活動している井上真紀さん（ストップ再稼働！3.11鹿児島集会実行委員会）ら3人の現地の現状報告も行われ、第1部は終了。そのまま参加者は請願デモ・国会包囲のために、距離にして約2キロのデモ行進に出発。

警察官の厳重な警備の中整然と行進してゆくデモ隊。しかし、国会議事堂近くになるにつれ、歩道と道路への行き来が規制されるなど交通規制がいっそう厳しくなり参加者は細長い列となって国会議事堂を包囲した状態。第2部のスピーチなどが行われる国会議事堂正門前スペースには大人数が集えず、国会議事堂を包囲したままで第2部がスタート。

 ジンタらムータ＋リクルマイ&The K、こぐれみわぞうさんらによる演奏、衆議院議員 元内閣総理大臣 民主党：管直人、衆議院議員・共産党：志位和夫らといった政治家が多数登場し、原発０実現への強い思いをそれぞれが訴えた。