I/O 2017: Google Play Console が生まれ変わります

Posted by Vineet Buch, Director of Product Management, Google Play Apps & Games

Google Play は世界中で急成長を続けています。これも、質の高い魅力的なアプリ エクスペリエンスを提供してくださるデベロッパーの皆様のおかげです。継続的に利用されている Android 搭載端末は、1 か月間で 20 億台にも上ります。昨年は、190 か国の人々が Play ストアのアプリを 820 億回もダウンロードし、1 か月間のインストール数が 100 万回を超えたデベロッパーが前年比で 35% 増えました。ユーザーの支払いを簡単にする「キャリア決済」にも巨額の投資を続けており、140 以上の携帯通信会社と提携して毎月 9 億台もの端末でご利用いただいています。こうした努力のかいもあり、Google Play で何かを購入した人の数は、昨年に比べ 30% 近く増加しています。

 

2012 年にリリースした Google Play Console は、それ以降も次々と機能を追加し、単にアプリを公開するための画面ではなくなっています。ベータ版テスト、クラッシュの分析、ユーザー レビューへの返信、ストア掲載情報の A/B テストの評価、売上レポートの作成など、アプリやゲームを開発する大小のデベロッパーの担当者が、それぞれの業務に合わせて利用できる包括的なツールへと進化しています。

 

本日の Google I/O では、アプリのパフォーマンスや品質をさらに高めるための新機能や機能の更新について発表します。デベロッパーの皆様におかれましては、これらの機能を活用することで Google Play でのビジネスをさらに拡大できるものと確信しております。

 

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統計情報

  • UPDATED アプリの [統計情報] ページを更新し、ビジネスに関する重要な情報に簡単にアクセスして柔軟に分析できるようにしました。たとえば、2 つの指標を比較したり、ディメンション別に表示したりできます。また、期間を指定したり、データの内訳を表示したり、統計情報を 1 時間単位で記録したりすることも可能です。

 

Android Vitals

  • NEW アプリの Android Vitals を把握することで、不適切な動作を修正したりアプリのエクスペリエンスを改善したりでき、星による評価も改善します。Google では、統計情報の提供に同意したユーザーの端末から、匿名化されたデータを収集し蓄積しています。これに基づいて、アプリのパフォーマンスを示す 3 つの重要な指標、安定性(クラッシュ発生率、ANR(App Not Responding)発生率)、電池の使用状況(停止したウェイクロック、過剰なウェイクアップ)、表示に要する時間(遅い表示、フリーズした UI フレーム)を把握できます。Android Vitals の詳細

 

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  • UPDATED ANR やクラッシュのページが更新されました。検出できるクラッシュが多くなり、分析に利用できるデータ量も増えました。

 

リリース管理

  • NEW 新たにリリース ダッシュボードが追加され、リリースに関わるデータを追跡できるようになりました。リリース後に重要な指標がどう変化したかを監視することで、計画通りうまくいっているかどうかを確認できます。指標に不審な変化が見られる場合はすぐにリリースを停止できます。

 

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  • NEW Android Instant Apps の公開は、Google Play でアプリを公開するときと同じリリース管理フローで行えます。開発版トラックを使用して反復開発を行い、プレリリース版トラックで信頼できるテスターからフィードバックを収集したうえで、準備が整ってから製品版としてリリースできます。Android Instant Apps を使ってみる

 

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  • NEW 新たに追加された端末カタログを使用すると、多種多様な端末に合わせて優れたユーザー エクスペリエンスを提供できます。Google では認定した数千種類の端末から大量のデータを収集しており、端末カタログを使用してこれらを検索したりフィルタリングしたりできます。インストール数、評価、収益への貢献などを端末タイプ別に把握して、適切な判断を下すことができます。RAM、システム オン チップなどのパフォーマンス指標に基づいて、端末除外ルールを設定することも可能です。ルールをきめ細かく管理することで、除外される端末をできるだけ少なくし、サポートするすべての端末に最適なエクスペリエンスを提供できます。端末カタログの詳細

 

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  • NEW エラーの余地をなくすうえで、重要な役割を担うのがアプリ署名鍵です。Play Console のアプリ署名で、鍵を安全に転送して Google に管理を任せることができるようになりました。Google が誇る業界最先端のセキュリティ技術を活用できるだけでなく、今後予定されている支援サービス、たとえばアプリの APK サイズの最適化にオプトインできます。このサービスにオプトインすると、Play ストアから配信される APK が、インストール先の端末タイプの画面解像度やネイティブ アーキテクチャに応じて最適化され、ユーザーのデータ使用量や端末ストレージを節約できます。アプリ署名の詳細

 

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  • UPDATED Firebase Test Lab をベースとしたリリース前レポートを使用すると、ラボ内の実端末でアルファ版やベータ版のテスト結果を確認できます。リリース前に問題を修正できるため、評価への影響を避けることができます。このリリース前レポートが更新され、Android O 端末を始め対応端末の範囲が広がったほか、新たなコントロールが追加され、たとえば認証情報を提供することでログインしていなくてもアプリをテストできるようになりました。

 

ユーザー獲得

  • NEW ユーザー獲得レポートでは、ユーザーがどこからストアの掲載情報にアクセスし、その後インストールやアプリ内での購入に進んだかどうかがわかります。このレポートを見ると、インストール後のユーザー定着率もわかります。アプリのインストール状態を最大 30 日後まで追跡できるため、インストール後のユーザー定着率が高いチャンネルや地域を把握し、それに基づいてマーケティング戦略を最適化できます。

 

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売上レポート

  • NEW 定期購入は、Google Play で急速に成長しているビジネスです。定期購入を継続しているユーザーの数は、昨年に比べ倍以上に増えています。定期購入ダッシュボードで定期購入の実績を把握することで、ビジネスの拡大に向けてより効果的な意思決定ができます。定期購入者の総数、収益、定着率、チャーン率などを、複数のディメンションで把握、分析できます。

 

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ユーザー フィードバック

  • UPDATED ユーザー レビューは、アプリをインストールしてくれたユーザーと直接対話できる貴重なチャンネルです。今回の更新では、レビューからアプリ改善のヒントを得るためのレビュー解析日本語を含むより多くの言語に対応しました。また「更新された評価」では、アプリの評価とレビューをユーザーがどのように更新したかや、ユーザー レビューへの返信がそうした更新にどう影響したかを確認できます。また、ユーザーとの対話の履歴はレビュー履歴で確認できます。さらに新たなレポートを追加し、レビュー投稿ポリシーのガイドラインに沿っていないレビューを特定できるようにする予定です。

 


Google Play Console の新機能の詳細は I/O 2017 で

What’s new in Google Play at I/O 2017(Google Play の新機能 - I/O 2017)」セッションを、5 月 18 日(木)12 時 30 分(太平洋時間)からライブ配信します。Google Play チームが、今回追加したすべての新機能を紹介します。ぜひご覧ください。

 

その他のセッションでも、それぞれの新機能についてさらに詳しく解説し、Google Play で成功するためのおすすめの方法をご紹介します。Google Play I/O のセッションはすべてライブでご覧いただけます。また、後ほど YouTube でご覧いただくことも可能です。

 

  • 5 月 17 日(1 日目)
  • 5 月 18 日(2 日目)
  •         5 月 19 日(3 日目)

 

2 日目の Google Play アワードもお見逃しなく。今年も、レベルの高いアプリやゲームを世に送り出した優秀なデベロッパーを表彰します。

 

 

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