2015ルール改正の主なポイント ※ オレンジ文字 は削除部分、赤文字 は新規追加部分 |
1-51項 | オプション OPTION(選択権) |
追 加 | 6.再出場違反したプレイヤーが守備でプレイをしたとき |
ポイント | 2014年度のルール改正の際、再出場違反の効果を無通告交代と同様の効果に改めたが、盛り込むべき内容が漏れていたため。 |
3-8項 | ユニフォーム及びヘルメットの宣伝広告表示 |
新 設 | ユニフォーム及びヘルメットには、宣伝広告(企業名・商品等)に類するロゴマークを表示することができる。ただし、その表示方法は次のとおりとする |
4-11項 | テンポラリーランナー |
新 設 | 捕手が塁上の走者となっていて二死となったとき、あるいは二死後、捕手が出塁し、走者となったとき、捕手の代わりにテンポラリーランナーを使用することができる。 |
ポイント | 国際ルールの改正に伴い、JSAルールにも採用する。改正の趣旨・理由は、二死後、捕手が塁上で走者になっている場合、攻守交替時に準備(プロテクター、レガース等の着用)に時間がかかるため、「試合のスピードアップ」の一環として、採用されたルールである。 |
補 足 | テンポラリーランナーが塁上でケガをし、プレイの継続ができない場合、正規の交代宣言により交代ができる。控え選手が出場し、テンポラリーランナーだった選手は試合から退いたとみなされる。 |
6-9項 | 準備投球 |
追 加 | 1.準備投球は、初回と投手が交代したとき、1分間を限度として5球以内で、次回からは3球以内である。初回と投手が交代したとき以外の準備投球で1分を超えたとき、または超えそうなときは、審判員は「残り1球」と制限することができる。 |
ポイント | 国際ルールの改正に伴い、JSAルールにも採用する。これも試合のスピードアップを目的としれたルール改正である。 |
7-1項 | 次打者 |
修 正 | 2.次打者は自チームベンチ側の次打者席内で待機しなければならない。なお、一塁側・三塁側どちらの次打者席で待機してもよい。 |
ポイント | 国際ルールの改正に伴い、JSAルールにも採用する。これは安全性を重視し、打者席から次打者席の距離が近く、次打者席に待機している次打者にファウルボールが当たる危険性があるために改正された。 |
7-3項 | 打撃姿勢 |
新 設 | 4.打者は、投球間にサインの確認や素振りをするとき、打者席内に片足を置いておかなければならない。 |
ポイント | ISFルールの改正に伴い、JSAルールにも採用する。これも試合のスピードアップを目的としれたルール改正である。ただし、当面は、JSAルールでは、ペナルティを設けず、ルールを理解・浸透させることとした。 |
競技者必携改正の主なポイント |
審判の部 6.審判委実務のために | |
7. 監督の選択権について | |
変更・追加 | (2)再出場違反をしたプレイヤーが守備でプレイをしたとき |
審判の部 7.審判員の基本動作 | |
守備と走塁 セーフ 姿勢と構え | |
変 更 | フォースプレイは離れて、タッチプレイは近づいて、送球を見定めて良い位置をとり、手を軽く握って膝大腿の付け根付近において腰を落とし、停止して構え、プレイを注視する。 |
走塁違反 ラインアウト 姿勢と構え | |
変 更 | 野手がタッチしようとしたとき、走者が塁間を結ぶ走者と塁を結ぶ直線から0.91m逃げたかどうかを見極める。 |