2015ルール改正の主なポイント

オレンジ文字 は削除部分、赤文字 は新規追加部分

1-51項

オプション OPTION(選択権)

追 加

6.再出場違反したプレイヤーが守備でプレイをしたとき

ポイント

2014年度のルール改正の際、再出場違反の効果を無通告交代と同様の効果に改めたが、盛り込むべき内容が漏れていたため。

3-8項

ユニフォーム及びヘルメットの宣伝広告表示

新 設

ユニフォーム及びヘルメットには、宣伝広告(企業名・商品等)に類するロゴマークを表示することができる。ただし、その表示方法は次のとおりとする
(1)ユニフォームに表示できる場所は左袖の一箇所に限定し、その大きさは「縦50mm×横120mm」を超えないものとする。
(2)表示するロゴマークは全員が同じでなければならず、全員のユニフォームに表示しなければならない。
(3)ヘルメットに表示できる場所は左右どちらか一箇所とし、すべてのヘルメットの同一箇所に表示する。大きさは「縦50mm×横120mm」を超えないものとする。
(4)広告表示は危険性のないように表示し、容易に欠落するような簡素な表示方法は避けること。光を反射させる素材や、ボールをかたどったり、またはボールを連想させるようなデザイン、あるいは公序良俗に反するものであってはならない。
(5)表示されたロゴマークが不適当であると日本協会が判断した場合は、チームに対して広告表示を停止させることができる。
(6)チーム名、ユニフォーム・ヘルメットの製造メーカー名・ロゴマークについては、(1)~(5)の規定は適用しない。

4-11項

テンポラリーランナー

新 設

捕手が塁上の走者となっていて二死となったとき、あるいは二死後、捕手が出塁し、走者となったとき、捕手の代わりにテンポラリーランナーを使用することができる。
(1)テンポラリーランナーと交代させるかどうかは、攻撃側チームの選択である。
(2)二死後であれば、いかなる時点でもテンポラリーランナーを使用することができる。
(3)テンポラリーランナーとなる選手は、捕手の前の打順の者である。ただし、捕手の前の打順の者が走者となっているときは、さらにその前の打順の者がテンポラリーランナーとなる。
(注)テンポラリーランナーに間違った選手が出た場合には、正しい選手と交代させる。(それに対するペナルティはない)

ポイント

国際ルールの改正に伴い、JSAルールにも採用する。改正の趣旨・理由は、二死後、捕手が塁上で走者になっている場合、攻守交替時に準備(プロテクター、レガース等の着用)に時間がかかるため、「試合のスピードアップ」の一環として、採用されたルールである。

補 足

テンポラリーランナーが塁上でケガをし、プレイの継続ができない場合、正規の交代宣言により交代ができる。控え選手が出場し、テンポラリーランナーだった選手は試合から退いたとみなされる。
(Q1)元々の選手(捕手)はテンポラリーランナーと交代し、走者になれるか?
(A)いいえ:一度このオプションを選択すると、元々の捕手はテンポラリーランナーの代わりになることはできない。
(Q2)他の控え選手がテンポラリーランナーと交代した場合、これは正規な交代となるか?
(A)はい:控え選手の正式な宣言でテンポラリーランナーと交代でき、次の回から当該守備位置(テンポラリーランナーだった選手の守備位置)でプレイすることとなる。
(Q3)テンポラリーランナーの前の打順の選手がテンポラリーランナーとして入ることができるか?
(A)いいえ:テンポラリーランナーに代わることができるのは、正式な控え選手のみである。(代替テンポラリーランナーは存在しない)

6-9項

準備投球

追 加

1.準備投球は、初回と投手が交代したとき、1分間を限度として5球以内で、次回からは3球以内である。初回と投手が交代したとき以外の準備投球で1分を超えたとき、または超えそうなときは、審判員は「残り1球」と制限することができる。
(注)攻守交代のとき、捕手の準備が遅れ、また、その間に代わりに準備投球を受けるものがいない状態で準備投球が行えず、1分間を超過しそうなときも、審判員は「残り1球」と制限することができる。

ポイント

国際ルールの改正に伴い、JSAルールにも採用する。これも試合のスピードアップを目的としれたルール改正である。

7-1項

次打者

修 正

2.次打者は自チームベンチ側の次打者席内で待機しなければならない。なお、一塁側・三塁側どちらの次打者席で待機してもよい。

ポイント

国際ルールの改正に伴い、JSAルールにも採用する。これは安全性を重視し、打者席から次打者席の距離が近く、次打者席に待機している次打者にファウルボールが当たる危険性があるために改正された。
義務・強制しているのではなく、どちらの次打者席で待機してもよいとし、その選択は次打者の自由としている。

7-3項

打撃姿勢

新 設

4.打者は、投球間にサインの確認や素振りをするとき、打者席内に片足を置いておかなければならない。
【例外】
(1)フェア、ファウルに関わらず、打者が投球を打ったとき。
(2)スイングしたとき。あるいはスイングを試みたとき(チェックスイングを含む)。
(3)投球を避けるため、打者席を出ざるを得なかったとき。
(4)ワイルドピッチやパスボールがあったとき。
(5)本塁上でプレイが行われたとき。
(6)タイムが宣告されたとき。
(7)投手がピッチャーズサークルを離れたとき。または、捕手が捕手席を離れたとき。
(注)ISFルールでは、打者が【例外】の場合を除き、打者席から両足を外した場合、打者に対してワンストライクが宣告される。

ポイント

ISFルールの改正に伴い、JSAルールにも採用する。これも試合のスピードアップを目的としれたルール改正である。ただし、当面は、JSAルールでは、ペナルティを設けず、ルールを理解・浸透させることとした。

競技者必携改正の主なポイント

審判の部 6.審判委実務のために

  7. 監督の選択権について

変更・追加

(2)再出場違反をしたプレイヤーが守備でプレイをしたとき
(3)
不正交代無通告交代をしたプレイヤーが守備でプレイをしたとき。
 ※以下の項目は番号を順送りとする

審判の部 7.審判員の基本動作

  守備と走塁 セーフ 姿勢と構え

変 更

フォースプレイは離れて、タッチプレイは近づいて、送球を見定めて良い位置をとり、手を軽く握って大腿の付け根付近において腰を落とし、停止して構え、プレイを注視する。

  走塁違反 ラインアウト 姿勢と構え

変 更

野手がタッチしようとしたとき、走者が塁間を結ぶ走者と塁を結ぶ直線から0.91m逃げたかどうかを見極める。