2011ルール改正の主なポイント

1-2項

アピールプレイ

文章追加

アピール プレイ APPEAL PLAYとは、・・・(中略)・・・審判員が試合終了の宣告をする前にしなければならないプレイをいう。

 なお、監督やコーチによるボールデッド中のアピールは、競技場内(ベンチを含まない)に入った後にしかできない。

参 考

監督やコーチがアピールを要求するときは、ベンチ内からのアピールは認められず、必ずベンチ内からグランドに出て(入って)行う必要があり、インプレイ中のときはタイムをかけた(ボールデッド)後、行わなければならない。

1-10項

ブロックトボール

文章整理

具体化

明確化

ブロックトボールBLOCKED BALLとは、打球、送球、投球が、次の状態になった場合のことをいう。

(1)フェンスに挟まったとき。

(2)試合に関与していない人に触られたり、止められたり、捕られたとき。

(3)競技用具や競技場外のものに触れたとき。

(4)競技場外に出ている守備側のプレイヤーに触れられたとき。

参 考

(4)の競技場外に出ている守備側のプレイヤーとは、ベンチ内にいるプレイヤーことである。

1-14項

チャージド カンファレンス(打ち合わせ)

注の新設

チャージド カンファレンス CHARGED CONFERENCE(打ち合わせ)とは、・・・(中略)・・・打合せをすることをいう。

 (注)投手の交代を球審に通告する前後に、監督・コーチが投手と打ち合わせをしても、それは打合せとはみなさない。

参 考

監督やコーチがアピールを要求するときは、ベンチ内からのアピールは認められず、必ずベンチ内からグランドに出て(入って)行う必要があり、インプレイ中のときはタイムをかけた(ボールデッド)後、行わなければならない。

事 例

事例1.監督はタイムをかけ投手と他のポジションとを交代させるため、投手のところへ行く途中で、最初に球審に交代を告げた後、選手交代が行われている間に打ち合わせをした。

事例2.監督はタイムをかけ投手と他のポジションとを交代させるため、最初に投手のところへ行き、他の野手を含めて打ち合わせをした後、球審に交代を告げた。

適 用

事例1・2共に「打ち合わせ」とはみなさない。

1-47項

オフィシャル イクイップメント(競技用具)

新 設

オフィシャル イクイップメント OFFICIAL EQUIPMENT(競技用具)とは、守備側や攻撃側チームによって、進行中のプレイの中で今まさに使用されている用具である。

参考

守備側…使用しているグラブ・ミット類

攻撃側…打撃中の打者のヘルメット・バット類

2-3項

ダイヤモンド(内野)の諸線

注の削除

(注1)ISF(国際ソフトボール連盟)ルールでは、2006年からジュニア女子(19歳以下の女子)の投球距離は、13.11mに改正されている。

これに伴いJSAルールでは、高校女子の投球距離が2011年から現行の12.19mから13.11mに改正される。

経 緯

2010年ルールで予告済みのため削除。

3-6項

用具の放置

効果・注の

整理

具体化

明確化

<効果>6項

球が競技用具以外の用具に触れたとき。

1.球が攻撃側の放置した用具に触れたとき。

(1)(2)(3)・・・変更なし。

2.球が守備側の放置した用具に触れたとき。

(1)ボールデッド。

(2)投球が触れたときは、投球時に占めていた塁を基準にして、各走者に1個の安全進塁権が与えられる。

(3)送球が触れたときは、野手の手を球が離れたときに占めていた塁を基準にして、各走者に2個の安全進塁権が与えられる。

(4)フェアの打球に触れたときは、投球時に占めていた塁を基準にして、各走者に2個の安全進塁権が与えられる。

(注1)競技用具とは、守備側や攻撃側チームによって、進行中のプレイの中で今まさに使用されている用具である。放置した用具とは、守備側や攻撃側チームによって、進行中のプレイの中で使用されていない、競技用具以外の用具である。

参 考

(4)の競技場外に出ている守備側のプレイヤーとは、ベンチ内にいるプレイヤーことである。

事 例

走者一塁。打者がレフト線へ安打した。打球がファウル地域に転がり、守備側が放置していたグラブに触れ、外野を転々としている間に一塁走者は本塁に達し、打者走者は三塁まで進塁した。

適 用

フェアの打球が守備側が放置したグラブに触れた時点でボールデッドとなり、各走者に2個の安全進塁が与えられるため、一塁走者は三塁へ、打者走者は二塁に戻り、得点は取り消され走者二・三塁で試合再開となる。

4-2項

打順表(ラインアップカード)

変 更

4.控え選手の指名、ユニフォームナンバーは指定された欄に記入する。なお、打順表に記載のない控え選手は、当該試合に出場することはできない。

5.登録されているメンバー(大会参加申込書に記載されている者)は、試合中いつでも控え選手に追加できる。

事 例

4回裏。二死後、攻撃側の監督が代打Aを通告してきた。球審は打順表の控え選手欄を確認したところ、Aの氏名が記載されていなかった。しかし、大会参加申込書にはAの氏名が記載されていた。

適 用

(1)JSAルール:大会参加申込書に記載されている者であっても、打順表の控え選手欄に記載さえていなければ出場することはできず、Aは当該試合では大打者として出場できない。

(2)ISFルール:打順表の控え選手欄に氏名が記載されていなくても大会参加申込書に記載されている者は試合中いつでも控え選手に追加できるため、Aは代打者として出場できる。

4-5項

指名選手

効果の追加

(2)FPがDP以外の打順で出場した場合には、4-6項3<効果>3を適用する。

事 例

DPが5番打者のとき、FPが6番打者の打順で打席に入った。ボールカウント1-1のとき、相手チームから「不正交代ではないか」とアピールされた。

適 用

監督と違反者は退場となり(ただし、高校生以下の試合の場合は違反者のみ退場、正しい交代者に交代しボールカウントを引き継ぎ、それまでのプレイはすべて有効。

4-8項

プレイヤーのマナー

文章変更

2.チームのメンバーは、競技施設内(ベンチを含む)で喫煙をしてはならない。、(競技施設内では指定された場所以外で喫煙してはならない)。

参 考

学校等の公共施設を利用し試合を行う場合、施設内に入ればグランド(ベンチを含む)内に限らず、それ以外の場所においても同様に喫煙してはならない。ただし、あらかじめ指定された喫煙場所においてはこの限りではない。

5-8項

打ち合わせ(チャージド カンファレンス)

効果の変更・新設

(1)打ち合わせを規定回数以上行うと 規定回数を超えて打ち合わせを行うと、投手は交代しなければならず、・・・(中略)・・・不正投手となる

(注)「タイム」を要求し、「打ち合わせ」を行った後、プレイ再開前にそのまま選手交代の通告を行ったとしても、その場合は、「打ち合わせ」1回がカウントされる。

(6)投手の交代を球審に通告する前後に、監督・コーチが投手と打ち合わせをしても、それは「打ち合わせ」とはみなさない。

参 考

規定回数以上:規定回数を含む。

規定回数を超えて:規定回数を含まない。

8-6項

走者がアウトになる場合

効果の追加

<効果>21~24(3)ボールデッド中のアピールの仕方

ボールデッドになり、球が内野に戻った時に野手が球を持っていてもいなくても、競技場内(ベンチを含まない)にいる守備チームのメンバー(監督・コーチを含む)は、言葉だけで走者の塁の空過とタッチアップが早すぎたことをアピールできる。