2013ルール改正の主なポイント

1-40項

6-8頁

故意四球

新 設

故意四球intentional base on ballsとは、守備側チームが、投球せずに故意に打者を一塁に歩かせるため、投手、捕手、あるいは監督が、球審にその旨を通告することをいう。

(注1)通告は投球とみなされ、四球を与えるのに必要な投球数がカウントされる。

(注2)通告は、打席の初めでも、いかなるボールカウントのときでも行うことができる。

(注3)故意四球が球審に通告されると、ボールデッドとなり、走者はフォースのとき以外は進塁できない。

(注4)2人の打者に故意四球を与えたいときは、最初の打者が一塁に達するまでは、2番目の打者を歩かせることができない。

ポイント

故意四球が通告されるとボールデッドとなるため、プレイが続行されているような状況では、故意四球の通告はできない。例えば、走者が盗塁を企てたり、進塁を続けているようなときに、故意四球を通告してプレイを止めることはできない。(球審は通告を受け付けてはならない)

一旦故意四球が通告された場合には、それを取り消すことはできない。

5-5項

得点差コールドゲーム

内容の修正

3回15点、4回10点、 5回以降7点以上の差が生じたときは、得点差コールドゲームとする。

競技者必携改正の主なポイント

審判の部 6.審判実務のために

  1. 審判員の服装および用具

修 正

(1)審判員の服装

  ・目を保護するために審判員は、サングラスを使用しても良い

ポイント

監督からの抗議やプレイヤー交代の通告のときなどは、サングラスを外して対応すること。

  5. 塁審について

追 加

(5)塁審の動きと判定位置

キ.タッチアップについて

(前略)・・・タッチアップの確認は、原則として球、塁、走者及び野手と一直線上になる位置で確認する。

審判の部 7.審判員の基本動作

  投球の宣告 ストライク

修 正

(前略)・・・きわどい見逃し三振のときは、大きな声で“ストライク、・スリー”とはっきりコールし、オーバーアクション、または・・・(後略)。

ポイント

ストライク・スリーとコールするのは見逃し三振のときのみ。

  死球 デッドボール

変 更

両手を高く挙げ(タイムのシグナル)、“デッドボール”とコールしてからマスクを外し、右手で一塁を指さす。

ポイント

マスクを持ちかえる必要はなく、そのまま右手で指さしすればよい。

  チェックスイング

変 更

①球審が振ったと確認したときは、右(左)打者のときは右(左)手で右(左)打者のときは左(右)手で指さし・・・(後略)・・・

②確認できなかったとき、または捕手の確認要求があったときは、塁審に確認判定を求める。

③球審が塁審の判定を求めるときは、マスクを外す。右(左)打者のときは右(左)手で一塁塁審(三塁塁審)を指さし、“チェック”し、一歩横に踏み出し、右(左)打者のときは一塁塁審(三塁塁審)に、右手の手のひらを揃えて軽く前方に伸ばしながら“スイング”とコールする。

  ④求められた塁審は、直ちに自らの判定によりゼスチュアとコールで応答する。

⑤塁審の判定に基づき、球審は次の投球前にボールカウントを表示する

チェックスイングの応答

(1)振った “イエス”または“ストライク”

(2)振らない “ノー”または“ボール”

ポイント

塁審をさす手が、昨年度打者と反対の手に変更されたが、今年度再び右手のみに戻った。

なお判定を求める際は、尋ねる相手に失礼にならないよう、指さしではなく手のひらを揃えてさすこと。

塁審の判断は、昨年までは球審からの確認だったが、今年度からは塁審の判定になるので、球審が改めてストライクボールをコールすることはせずにボールカウントのみを表示することとなった。

塁審の判定は、イエス・ノーのみに統一された。

  打球の判定 (ファウルボール)

変 更

球審は・・・(中略)・・・“ファウルボール”とコールする。

塁審は・・・(中略)・・・“ファウルボール”とコールする。・・・(後略)

  守備妨害 インターフェアランス

変 更

○走者の場合

塁審は腰を落とし、両手を  大腿の付け根付近に置いてプレイを見極める・・・(後略)。

  不正打球・守備妨害・離塁違反・走塁違反・ラインアウト・後ずさりアウト

追 加

いずれの場合も、該当するプレイヤーを右手で指さしすることに統一された。