募集要項-SNS特化
「土湯こけし× ○○」
SNSデジタルアートアワード
本アワードは、福島県土湯温泉に根付く伝統工芸「土湯こけし」をテーマに、デジタルアート作品を募集するものです。伝統的なこけしに内在する身体性・記憶・物語性を現代の応募者の目で解釈し、その価値を広く社会に発信することを目的とします。
「土湯こけし × ○○」
土湯こけしの形態・制作過程・文化的背景を手がかりに、例のような要素のいずれか、または複合的に扱った作品を募集します。
例:
本アワードでは、InstagramとXを用いたハッシュタグ投稿によるご応募を募集します!
対象プラットフォーム:
以上で応募完了となります。
以下の観点から総合的に評価します:
※受賞作品は土湯温泉町のインフォメーションセンターにて展示・広報・SNS等で公開いたします
応募作品は、アラフド・アート・アゲイン会期中に
などを通じて発表されます。
土湯温泉は、日本三大こけしの発祥の地であり、伝統工芸「土湯こけし」の郷でもあります。2025年3月には、「土湯伝統こけし製作技術」が福島市指定無形民俗文化財に指定されました。こけし製作技術の文化財指定は、全国的にも初めての事例です。
本アワードは、伝統工芸である「土湯こけし」を固定的な文化財としてではなく、現代社会において再解釈され続ける表現として捉え直す試みです。
技術的完成度だけでなく、「どのように向き合っているか」ということも大切にします。
福島県福島市土湯温泉町字下ノ町22-1
つちゆ芸術万華郷実行委員会
TEL/024-595-2217FAX/024-595-2016
ディレクションチーム
contact@arafudo.net
失敗の分析
「土湯こけし」デジタルアートアワード
アラフド・アート・アゲインの開催期間中に、土湯こけしがテーマのデジタルアート作品を募集し、そのプロセスを通じて、土湯こけしの普及啓発をはかります。
発祥の3つの条件:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%91%E3%81%97
こけしの発祥は、温泉地の⾵⼟に根ざしています。それは、単なる⼯芸品としての審美価値の満⾜ではなく、物の交換、祝祭、祈祷、拡散、共有といった過程を通じて、内外の⼈々の感情共有を媒介する存在であると思います。イベントは、外部からの来訪者が増える芸術祭の機会を活かし、こけし制作を物語と関係性を⽣み出す⾏為として再位置づける。
土湯温泉町(福島県福島市西部)は、江戸期以来の湯治場としての歴史を有し、近代以降は旅館業を中心とする観光産業によって地域経済が形成されてきた温泉地である。現在においても観光は地域の基幹産業であり、その構造的依存は継続している。
2011年の東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により、福島県全体の観光入込客数は大幅に減少した(観光庁「宿泊旅行統計調査」等)。土湯温泉においても例外ではなく、震災直後には宿泊者数の減少や旅館の休廃業が確認されている。
その後、国および自治体による観光復興施策やプロモーション事業の展開により、観光客数は回復傾向を示し、近年では震災前水準に近接する値まで回復していると報告されている(福島県観光交流局資料)。
一方で、福島市統計書等が示すように、市域全体、とりわけ中山間地域においては人口減少および高齢化の進行が顕著であり、土湯地区においても同様の傾向が確認される。具体的には、若年層の流出と高齢化率の上昇に伴い、地域産業の担い手不足や事業承継の困難が継続的課題として指摘されている(福島市「統計書」および地域振興関連資料)。
さらに、震災後の復興過程において導入された各種事業や資源配分は、地域内外の多様な主体の関与のもとで進行しており、その効果や受益のあり方は必ずしも一様ではない。
以上の点を踏まえると、土湯温泉町は「復興の成功」あるいは「地方衰退」といった単線的なナラティブでは捉えきれない、複合的かつ過渡的な状態にある地域として位置づけられる。すなわち、歴史的に蓄積された観光資源や工芸文化を保持しつつも、それらが現代的条件の中で再編・再解釈され続けている動態的な場であるといえる。
本イベントでは、こうした地域の特性を踏まえ、工芸を媒介として地域に内在する知識・技術・記憶の再編過程に着目する。具体的には、工芸を単なる文化資源としてではなく、非物質的な集団記憶の担体として捉え直し、それがいかに継承され、また新たな社会的文脈の中で意味づけられるのかを検討する。
同時に、地域住民および来訪者との対話的プロセスを通じて、土湯温泉町の現在地を多角的に把握し、その将来的可能性に関する想像力の喚起を試みるものである。
⼈がこけしを持ち帰り対⾯することで、そこに⾃身の感情を投影し、癒しや内省の契機が⽣まれます。また、回転運動の中で職⼈の身体のリズムや感情の流れが直接的に表出されます。線に⾊彩を施すことは、制作者の即興的かつ内⾯的な思考の痕跡であり、感情を可視化する媒体となると考えます。イベントでは、こけしの構造上の特性を回転する情報へと拡張し、⼈々の意⾒や記憶、そして感情を共有可能な形へと転換することを試みます。
どのように未来を作るのか?振興あり方を振り返り:
工芸の視点から:継承と発展、遺産の終焉と観光、災害後の循環型にとどまらず、市民と㶧㰕し 「ありたい未来」を描く試み (能登の未来を考えるhttps://notonext.jp/)
ソーシャルデザインの人類学:社会䋚装を志向するhttps://tub.tamabi.ac.jp/projects/6065/(木村 周平)
”まちへの参加”とビジョンの転換、政策の提言(䋠崎の未来史https://publicanddesign.studio/ prj_miyazakimiraishi)
タブ 2
「土湯こけし」デジタルアートアワード
目的:
アラフド・アート・アゲイン期間中に「土湯こけし」をテーマとしたデジタルアート作品を募集し、その制作プロセスを通じて伝統こけしの普及啓発を図る。
課題:
前回の参加者数が伸び悩んだ背景には、デジタル制作への心理的ハードル(特に高齢者や非芸術系学生)と、「こけし」と「土湯こけし」の認識の混在がある。地域では自明な文化である一方、外部には十分に特徴が伝わっていない。
改善の方向性:
こけしは湯治文化、魔除けの赤物、木地師の定住といった条件のもと温泉地で成立し、物の交換や祈りを通じて感情共有を媒介してきた。本事業では、こけしを単なる工芸品ではなく、関係性や物語を生み出す装置として再位置づける。
土湯温泉町は観光を基盤に発展し、震災後の観光減少とその後の回復を経験してきた。一方で人口減少や高齢化、担い手不足といった課題は継続しており、地域は変化の過程にある。こうした動態的状況の中で、工芸や文化は再編され続けている。
土湯こけしは、ろくろによる回転成形や横縞の彩色といった特徴を持ち、その制作には職人の身体性や感情が直接的に表れる。人がこけしと向き合うことで内省や感情投影が生まれる点も重要である。本イベントでは、この回転や身体性を「情報」として拡張し、記憶や感情を共有可能な表現へと転換することを試みる。
本事業においてデジタルアートを採用する理由は、土湯こけしの文化的価値を拡張し、持続的に共有・蓄積していくための媒体として有効であるためである。
第一に、デジタル作品はSNS等のオンラインプラットフォームを通じて容易に発信・拡散が可能であり、地域外の多様な受け手にアクセスできる。これにより、来訪者に限定されない形で土湯こけしの認知を広げ、新たな関心層や関係人口の創出につながる。
第二に、デジタル形式は保存・蓄積に適しており、作品や制作プロセスを継続的にアーカイブ化できる点に特徴がある。これは、工芸に内在する技術や記憶、さらには参加者の解釈や感情といった非物質的要素を記録し、将来的な再利用や再解釈を可能にする基盤となる。
第三に、映像やアニメーションといった時間的表現は、こけし制作に内在する回転運動や身体性を可視化し、静的な展示では捉えきれない生成過程やリズムを伝達することを可能にする。これにより、伝統工芸の理解を深化させると同時に、現代的な表現として再接続する契機を生み出す。
以上を踏まえ、本事業ではデジタルアートを、土湯こけしの時間性・身体性を拡張しつつ、その価値を広く発信し、かつ持続的に蓄積していくためのメディアとして位置づける。
募集要項
「土湯こけし」デジタルアートアワード
本アワードは、福島県土湯温泉に根付く伝統工芸「土湯こけし」をテーマに、デジタルアート作品を募集するものです。制作プロセスを通じて、こけしに内在する身体性・記憶・物語性を現代的に再解釈し、その価値を広く社会に発信することを目的とします。
「土湯こけし × ○○」
土湯こけしの形態・制作過程・文化的背景を手がかりに、以下の例のような要素のいずれか、または複合的に扱った作品を募集します。
例:
※必ずしも伝統的意匠の再現である必要はありません。
デジタル形式によるオリジナル作品
以下のいずれか、または複数形式で応募可能です。
以下の形式を対象とします:
提出形式:
以下の形式を対象とします:
提出形式:
本アワードでは、Instagramを用いたハッシュタグ投稿による応募を受け付けます。
対象プラットフォーム:
以上で応募完了となります。
インスタ応募以外は、以下の情報を提出してください:
※指定のオンラインフォームにて提出
以下の観点から総合的に評価します:
※受賞作品は展示・広報・SNS等で公開
応募作品は、アラフド・アート・アゲイン会期中に
などを通じて発表されます。
本アワードは、伝統工芸を固定的な文化財としてではなく、現代社会において再解釈され続ける表現として捉え直す試みです。
技術的完成度だけでなく、「どのように向き合ったか」というプロセスも重視します。