世界の現状と将来を考察(イギリス・中国・日本の間で)

現在の日本

昨今、現世代の方々はまるで日本が関わっている世界との歴史をまだ十分に知らずに、戦後教育の偏向偏頗で教えられていない為に空白で、目先の事以外にあまり関心がない傾向の人が一般的に増えている感じがします。私は長く海外に根を下ろして来てしまいましたが、海外から母国を望見してみますと、将来における日本の担い手の事が気になって仕方がありません。私はその事に関して、エッセイを書き続けてまいりましたが、海外諸国とのバランスもとりながら、日本の事を慮り頼れる日本国のための次世代の育成を目指したいと常に考えてきています。昨今の容易ならざる世界情勢により、〖飛鳥〗以来人気にのあった世界一周のクルーズが日本では、一切来年から廃止になります。これはシーレーンのコースが、テロ難民問題、南沙諸島問題、マラッカ海峡問題、紅海ソマリヤテロ問題、シリア難民に紛れ込むテロリスト問題などによって、海航路の安全がリスクに晒されて、どうにもならなくなってきたのが原因です。今は皆さん航空機を利用する方々が多くなっていますが、天然ガス、石油、鉄銅等金属鉱石、レアメタル、レアアース、資源や穀物など資材、物資や製品貨物の運搬には海航路と船舶の安全保証が重要ですので、クルーザーの問題もさることながら日本にとっては海運確保の方が深刻で死活問題に関わります。

イギリスと中国

私は元々、機械輸出入の商社マンをやっていましたので、その観点から現今の海外における日本の立場に関して色々考えています。2016年12月20日から23日朝まで、習近平主席夫妻がロンドンと私が住みますマンチェスターを訪れました。英国に9兆円近い投資を発表して23日朝マンチェスター国際空港から北京へ直行出発しました。ロンドンのニュースは多分に日本でも報道されたと思いますが、モンゴル/ウランバートルで現地人の奥さんと結婚して娘さんを米国へ留学させ、永住してる私の日本人の友人から電話があり、『何故今回、習近平主席があんなに英国王室首相の大歓迎を受けたのか?また何でまたわざわざマンチェスターに行ったのか?』とわざわざ質問をして来ました。私は1966年からここに住んでおり、ここの大きなチャイナタウンには入り浸っていますし、中国人社会も知ってます。なので、マンチェスターに足を運んだその意味は良く分かるのです。

イギリスと日本

これとは対照的に、戦後日本の閣僚で世界産業革命発祥のマンチェスターを訪れた人は皆無です。戦前ここには日本領事館がありましたし、昭和天皇がまだ大正天皇の皇太子だった頃には、ここを訪れてマンチェスター市庁タウンホールの大昼間では大歓迎晩餐会が開かれています。そしてその時のメニューやサインが今でも大切に保管されています。ロンドンではバッキンガム宮殿に宿泊されています。また、戦後浩宮皇太子がオクスフォード大学留学中には、お忍びで二回くらい訪問されています。しかし、日本の政治家の方は皆無です。習近平主席がここへ来る事を予測された日本人は皆無に近いと思います。何も理由がなくて来られる筈はありません。実はAIIBを含め、大西洋側に向けてのしたたかな長期戦略があるからです。英国の原発や核燃料公社は大西洋側にあります。また今度新幹線鉄道を先進国では初めて日本日立方式を採用決定したので、近々英国にはメイドイン・ジャパンの新幹線が走ります。マンチェスター国際空港近くに新幹線駅中(なか)ビルも出来、インフラ整備も進行中です。それから私の居た商社は50年間、日本の九電力東海村へ英国核燃料公社の専任代理店として、マラッカ海峡を護衛船付きで通り核燃料棒を日々運び続けています。核燃料専用運搬船2隻も米国の造船所で建造し、進水式には日本の九電力東海村社長会長が家族連れで招待され、上述のかつて昭和天皇がまだ皇太子の頃に来て大歓迎晩餐会を開かれた同じ市タウンホールで大晩餐会が介されました。その時、通産省の官僚も2名、東電の平岩外四会長も娘さんと訪問されてました。私はこれを担当する商社の現地代表としてお世話をしました。今度中国は、英国に原子力発電所の建設担当、また新幹線鉄道会社株を買収するための約4兆円を投資すると英国政府に発表しました。英国政府もそれを歓迎すると言っています。

イギリスと日本の歴史

問題はここです。日本は160年前に英国産業革命の継承を開始し、1972年蒸気機関の代表格であった蒸気機関車「弁慶号」をリバプールのメーカーから輸入、日本初の鉄道を新橋横浜間に開設しました。英国の産業革命を忠実に継承し、進化させアジアに伝播する役目を担ったのは日本国でした。これにより2015年7月、ドイツのボンで開催されたユネスコ会議により、隣国の反対運動もある中で日本の世界産業革命遺産が公認されました。第二次世界太平洋戦争は戦争の功罪論はありましたが、アジアにおける欧米列強の植民地支配地域であった国々が、一斉に独立国へと進化する現象が起きました。この源は、約150年前に日本国が授かったマンチェスターの蒸気機関発明応用の産業革命継承とアジアへの進化と伝達にあったという事実上の歴史が、世界に公認されたという意義は決して小さいものではないと存じます。功罪の後者ばかりを報道する偏向メディアは別としましても、次世代の歴史家にはねつ造ではなく事実は事実として、次世代の国民の為にありのまま正しくその歴史観を教科書にも掲載されるようになる事を望みます。日本は戦後に有史以来、敗戦という終戦を迎えた四海八方海洋孤島国にとって初体験であったがため、対処法に戸惑いました。自虐的反作用から、歴史に対する感謝や自覚を軽視ないし無視するような風潮がはびこってしまった感があります。

中国と日本

国境陸続大陸国家間では、侵略する側される側、宗主国属国が絶えず権力、領土と資源の奪い合いの争いが繰返される歴史の連続でした。中国がまさにその典型です。中近東も中南アフリカもそうです。日本政府も財界官界政治家もそういう観点から見ないと、2016年に習近平主席がマンチェスター市を何故選んで訪問したかの深読みが出来ません。これは外務省の方が深読みして戴くべきでしたが、大穴でした。明治時代から戦前までは日本領事館があったマンチェスターですが、戦後以来日本から政治家も誰も訪問しない大穴の場所です。そして戦後に北側のスコットランドのエジンバラ市へ領事館を開設しました。理由は当時観光客が少し多く増えてきたからという理由だけで、外務省に政治外交的経済的戦略があったとはあまり思えません。ここが四海八方海洋孤島国ではない中国と国境陸族大陸国ではない日本国外交政治力の相違です。

イギリスのEU離脱

2016年7月、日本から国際文化事業財団が来英し、その運動ためにロンドン、サウスハンプトンを駆け回っていました。たまたまこのスポーツ、医療関係とバイオマス燃料(バイオオイル40%と水60%混合機)のメーカーがスポンサーのNPO部門(医療器や救急車の国際的寄贈)による調査使節団の訪英中に、英国のEU脱退か残留かの国民投票が行なわれ、英国国会議事堂前を何べんも通りました。結果について私は、2%僅差で「残留」と予測してました。結果は3.8%の差で「脱退」派に軍配が上がりました。これは歴史的出来事という方々もいますが、英国に永く住んでる日本人としては、別に奇異な出来事とは思えませんでした。大体EFTAの宗主国英国は、EUの前身であるECの頃には加盟せず、ドゴールに引っぱり込まれてEU加盟しました。私はパブの社交界で、医者やらビジネスマンの夫婦達が数組集まる飲み会に巻き込まれて、EUの前身であるECに加わるべきか否かの大議論をしていました。その時に日本人はどう思うか?と質問されました。当時、夫婦間でも意見が分かれ、旦那達は加盟派で奥様方や女性は圧倒的に加盟反対派でした。大体加盟した時は、政治家達が決めて国民投票した訳ではありません。今回の結論は英国らしい面もあります。世界の大勢はほとんどが残留と見ていました。EU脱退か残留かの可否をと問う国民投票はカメロン首相就任時前の公約でしたから、彼自信自身が言い出した事です。これをもって、カメロンの失政という人々もいます。

イギリスの難民問題

しかし現在英国は、7千万国民の5人に1人が外国人、ドイツには1600万人の外国人が住んでいます。英国の例ではロンドンや大都市のホテルの受付から部屋の掃除婦など従業員はいまフィリッピン人、パキスタン人、マレーシヤ人、タイ人、中国人などからの東欧圏人で、英国人はトップ幹部しかいません。なので滅多に表に出て来ません。これはロンドンばかりでなく、田舎地方のホテルでも同じで、従業員には非英国人が多くなっています。マンチェスター地区でもホームレスがルーマニヤ人やハンガリー人が多く物乞いしています。英国は戦後に国民社会福祉制度、医療福祉制度を世界で最初に創った国だけに、外国人がなんとか英国に来て働きたいと潜り込もうとします。それがEU貧民国ばかりでなく、旧大英帝国時代の世界中の旧植民地圏国からもです。そこへ持って来てシリア難民、アフガニスタン難民、パキスタン難民もです。この事情が地球の反対側にある四海八方海洋孤島国ジャパンの方々には理解されていません。日本のマスコミが流す偏頗的モノトーン情報で全てが判断されていて、何か現地の感覚からずれています。私はある特殊な衛星システムを使って日本のTV放送が合法的に英国で観れるようにしてあります。

EU脱退の理由

今回の脱退派投票の増加の大きな原因は、テロリストの混入したシリア難民問題が引き金になっています。この起因の元はというと、ロシア・中国がシリアのアサド独裁者を支援したことにあります。そこへもってきて前代未聞の私利私欲を肥やす無能国連事務総長が、無為無策で何せずに難民問題からは逃げて、世界の大中小国の大学名誉博士号を集めてる事です。すでに60余りに達しているようですが、先日シリア難民問題で大騒ぎの時にマルタ島の大学名誉博士号の授与式に行っており、批難されてました。任期切れも近いので、とにかくノーベル平和賞を狙って運動しているようですし、もう次の南朝鮮半島の大統領就任の事しか頭にないようです。 今の国連は、もう世界の為に機能していません。常任理事国5ヶ国以外は全部オブザーバーにしか過ぎない。私は女性子供学生主体の第二国連を創るしか無いと思っています。これは私がたまたま中学生か高校生初期の頃、古代ギリシャのアリストファネスの(女の平和)という読んだ戯曲小説が頭にこびりついていて、それからヒントを得ていたものです。難民問題には無策で、関心がないというかわざと避けてるとしか思えません。まだ明石さんや緒方貞子さんがいた時代は難民問題には熱心でした。私はもし、日本にシリア難民が50万人とか百万人が入って来たら、どうしますか?と日本列島の人々に訊きたいです。

現在の北こうじろう

Iさて、パイプライン・プロジェクトの件、出張先でもあるところでこの話をしてきています。訪英使節団と同行出張していましたので忙しかったのですが、今ちょっと視点を更に拡大した外資ファンドの事も考えています。ロンドンに前から懸案の準備会社を速く創設すべきと考えます。先月に別な使節団の為に創ったのは、その代表が先の4月に訪日した際にプロジェク事業の達成のためには、世界の金融の中心地ロンドンに基地基点を持たないと欧米他の信用が得られない事を痛感しての結果でした。たまたま先回、伊勢賢島で行われたG7開催の際に会場のホテルに展示する為に平和運動を行っているユネスコ欧州の小学生による寄せ描き絵のバナーを学校から集める運動に加担していました。たまたまその直前に安倍首相夫妻がロンドンに到着、カメロン首相の官邸に晩餐によばれて、その翌日にロシアのソチに向かいました。そしてバカンス中のプーチン氏に会いに行きました。これは、四島問題がなお絡んでいますが、天然ガスも絡んでいます。そして去年2016年中の訪日がそこで決まりました。

イギリスの政策

英国は一見、米国の歩調とは異なるように見えるのですが、世界最大の王室財団をかかえるエリザベス女王は先回にバッキンガム宮殿へ中国のトップ夫妻をカメロン首相の懇願で泊めました。そしてそのトップは、一帯一路で英国から大西洋側の方から米国に迫ろうとした事は明らかです。昨年訪米時にローマ法皇の訪米が優先されて、議会演説もさせて貰えず厚遇されなかったからです。中国のトップは最後の一泊をここマンチェスターに来て泊まり、翌朝そこから直行便で北京へ帰りました。その直後の翌日にウランバートルやマニラの日本人や日本からも電話が入りました。何で習近平主席が英国であんなに歓迎されたか?何でわざわざ最後の晩リバプールとマンチェスターのチャイナタウンに来てマンチェスターに泊まって帰国したのか?という質問攻めになりました。1966年からここに住みついて来た私にはもう良く分かっていますが、習主席が訪英最終日にマンチェスターに泊りにきたのか?その意味が、日本国の外務省にも分かりになっていなかったようです。かつて日英同盟が結ばれていた第一次世界大戦の頃、マンチェスターには日本領事館がありました。大正時代昭和天皇がまだ皇太子だったころにここを訪問し、マンチェスター市タウンホールでは大歓迎晩餐会が開催されていました。今でもその時のメニューと皇太子サインが残されています。その同じ場所で戦後に日本の九電力東海村の社長会長が家族ぐるみで招かました。その訳は原発燃料英日間専用運搬船二隻を通産省と商社丸紅が英国の造船所で建造し、その進水式前夜の歓迎晩餐会の大パーティーが、ここマンチェスター市タウンホールで開催されました。東電からは平岩外四社長が秘書代わりの娘さんと来ていました。私はその日本からの代表団をお世話する役目を任命されていました。夜通産省代表の方々を丸紅の副社長(もと通産省局長だった松尾氏)共に私宅にも御招きしました。英国丸紅はBNFLの対日独占輸出代理店として、英国核燃料公社*(BNFL)*(マンチェスター市とリバプール市の中間に位置する核燃料棒製造工場)から原発燃料棒を60年余り、日本の電力会社に輸入運搬業務を護衛船を付けてマラッカ海峡を通り運搬し続けてきています。

チャイナマネー

福島原発事故以来、日本は削減方向に向かいつつあります。しかし世界唯一の被爆国である日本にとっては皮肉的な現象ではありますが、世界の特に発展途上国では原発建設計画が増えてるのです。いまここに焦点を絞ってるのが中国本土です。国営企業の鉄鋼材や太陽光パネル等などが過剰生産による在庫過多で頭を抱えています。それを中国が丸抱え政策で、主に原発と新幹線に特化して海外に輸出し売捌こうという狙いの政策でAIIB*(アジア開発銀行)を建ち上げたのです。しかしごく最近になって、当初その低価格と丸抱えの意図を誤解して採用した国々から採用計画のキャンセルを食らい初めています。英国にも7兆円あまりのチャイナマネーによる原発や新幹線インフラ(日立新幹線敷設株)投資を請負うという事で、カメロン首相は以前に北京へ飛びました。英国製品機械などの爆買いをしてもらった事により中国よりになっていました。

そこで女王陛下にバッキンガムへ泊めるようにと懇願したのです。女王は泊めた後で、習主席への皮肉めいた発言していました。しかし、香港までは伝わりましたが中国メディアは一切本土で報道しませんでした。そして単にチャイナマネーへ傾注した中国派のデビット・カメロン首相は、BREXITの国民投票に負けて今回国民に退陣へと追い込まれました。EC残留は野党労働党党首のコービンも支持してたのです。しかし、スコットランド国議会と国民はEU残留派支持でした。

イギリスの将来

ところがここでテリーザ・メイ女性首相が登場した事は、サッチャー時代の復活のようなもので日本国にとっては追い風が吹いてきたということです。EU脱退には二年間の猶予期間がありますが、デビット・カメロン首相に替わったのが同じ保守党のテリーザ・メイ女性首相です。彼女はかつてのマーガレット・サッチャー首相のもとで育成された女性であり、性格も手法も似ていると言われています。早速、往年のサッチャー首相ばりの政策ぶりを発揮し始めました。ちょっと新都知事小池百合子ばりです。それに彼女はまさしくマーガレット・サッチャー首相を目指しているという事です。そして英国はEUを脱退しても、個別国と自由貿易協定を結ぶ手もあり、メイ新首相は早速それに手に付け始めています。英国は長らくインドとの二国間自由経済協定を結ぼうと努力してきました。しかし、EUに加盟してるためにEU議会で度々否決されてきた歴史があります。英国は人口12億余のかつて大英帝国の忠実な植民地大国インドとの自由貿易協定をEUを脱退した事で手かせ足かせが無くなり、やっと自由に結べる事にもなります。かつて世界の七つの海を支配、ある意味では百戦錬磨のしたたかな外交の歴史を持つ英国の事なので、転んでもただで起きるわけではありません。英連合王国(四つの王国が合併連合。しかし、イギリス、スコットランド、アイルランド、ウエールスがそれぞれ別国の議会を有している)という連邦連合王国体制が日本人の理解を超えているようです。

EUと宗教

それからEUについて、99%の日本人が全く理解してない事があります。それはEU全28ヶ国中、ギリシャ正教を含めた欧州大陸国はほとんどがカソリック教徒国であることです。ドイツはマーチンー・ルーターが免罪符へ抗議して以来のルーテル教会(ドイツ式プロテスタント)です。しかしAnglican Church英国国教会のプロテスタント(米国もアングロス・サクソニアンの大統領)はジョージ・ワシントン以来1人だけがカソリックで、後は全部プロテスタントです。1人とはアイリッシュ・アメリカンのジョン・F・ケネデイの事です。ですから英国は同じキリスト教でも宗派が違う。米国では大統領就任式では必ずバイブルに手を置いて宣誓します。換言すればキリスト教徒でなければ米合衆国では大統領になれないというこです。オバマ大統領にしてもキリスト教徒だから大統になれたということです。16世紀ヘンリ–八世が創設した英国国教カンタベリー大主教(カソリック・ローマ法皇に匹敵)のプロテスタントです。英連合王国にでは、田舎村でも町にもかならずカソリック教会とプロテスタント教会がどこでも対になって並んで建っています。しかし大陸国にはほとんどカソリック教会しかありません。なので、EUにはキリスト教国でないとメンバーになれません。トルコは40年以上EC ・EU加盟を申し込み続けていますが、いまだに入れてもらえません。その理由は、じつに簡単で、イスラム教徒国だからです。

EUとロシア

普段そういう視点から欧州国を観てる日本人は、ほとんど居ないと思われます。ここでいまひとつ注意しておくべきことがあります。それはロシアです。この国は東西にわたり広大な国土を抱えていますが、今のウクライナのキエフに最初キエフ王朝が誕生した時には国家を統治する機能体制がない農奴制地域でした。8世紀頃の当時の古地図を見たら真っ白けで何もありませんでした。最初のキエフ王朝はスウェーデンのバイキング王を雇ってきて兼任王として統治してもらっていました。バイキング族は5世紀以前に北欧から米大陸へ渡って来ています。コロンブスよりも1000年前に渡米しています。ちなみに豊臣秀吉の頃の日本人の事を東洋のバイキングと呼んでいたことを欧州の小学校の歴史教科書で見ました。北欧バイキングはキリスト教に帰依しましたが、ロシアもギリシャ正教の伝道師がキリスト教を伝道したものがロシア正教となりましたので、ロシア文字は元々はギリシャ文字と同じものになります。その観点からロシア民族も共産主義ソ連時代を除けば、元々はキリスト教徒国なのです。レーニンから始まった革命共産主義も、戦後ゴルパチョフ時代にベルリンの壁が崩壊。エリツィン時代になって、不条脈資本主義化時代に入り、後を引き継いだプーチンの時代にロシア正教が復活しました。この意味合いでは、西側ロシアは完全に東ヨーロッパであり、東ロシアは完全に西アジアであるという地政学的認識概念を持って対処せねばならないということだと思います。この国は地政学的二重性を具備しています。そして豊富な地下資源とエネルギー資源国であることは事実ですから、この部分をどう対処するかです。

ユダヤ教とキリスト教とイスラム教

紀元前700年にアッシリア帝国がイスラエル帝国に攻め込んで、10種族が又奴隷の身に戻る事をきらって国外脱出して消えたという歴史があります。イエス・キリストのキリスト教はローマ帝国時代は異端教として弾圧されていました。キリスト教が初めて国教として認められたのは西暦紀元300年で、それはアルメニア国が最初でした。イスラム教の発祥も実はユダヤ教に関係あります。イスラム教開祖モハメッドの夫人は、ユダヤ人で砂漠のラクダの大豪商人の娘でした。また、布教活動の大スポンサーでした。イスラム教の発祥は意外に遅くて8世紀以降です。これらは全て一神教ですが、日本の神道とインドのヒンズー教だけは多神教です。EUの発祥はキリスト教同盟で、今現在もそうです。そして欧州大陸ほとんどがカトリック国ですが、ギリシャ正教アルメニア正教もあります。本当はロシアもギリシャ正教の流れを汲んだロシア正教国家なのですがEUには加盟していません。しかし、私はやがてはキリスト教の流れを汲むロシアがEU加盟事は将来ありうると見てます。なぜならマルキシズムに傾いた革命政府時代一時宗教を否定してたが、やはりロシア正教は根強く残り、完全復活しました。西欧南欧は、カソリック教国です。英国も16世紀以前はカトリック教のみでしたが、ヘンリー八世王の時代にプロテスタントへ代わったことで、現在は英国がそのプロテスタントの総本山になっています。

シリア難民問題

シリア難民にイスラム原理教の難民テロリストが紛れ込んで欧州に入り込むことで、頻発してるテロ事件が今回の国民投票に影響を与えているのも事実です。 シリア難民を欧州に亡命させる為に手引きをする業者達がいます。結構1人あたり百万円以上の斡旋料を徴収して、亡命斡旋業者達が行っているのです。昨年だったかその業者が、エーゲ海・地中海をボートピープルで渡る途中に船が転覆し、幼児が海に呑み込まれるというビデオが欧州中にTV放映されました。英国のカメロン首相は、そのTVビデオ放映を見て大変胸を痛め、即座に当面2万人のシリア難民受入れを表明しました。このビデオが欧州内外でTVに放映され、視聴者の同情を集めました。ところが、このビデオはシリア人の亡命斡旋業者が自作したやらせである事が後に判明しました。それからは、カメロン首相も口をつぐんでしまい、その後一切この件には触れていません。かつてイラク戦争の時に、英国政府労働党のトニー・ブレイヤー首相はサダム・フセインが核爆弾を製造してというCIAの偽情報に騙されて、米軍をイラクに派遣しました。日本もイラクのサマワに自衛隊を派遣しました。ところがイラクでは核爆弾工場は一切見つからず、最後にまたCIAはトラック移動工場で核爆弾製造してるという情報に変えました。結局、サダム・フセインは穴蔵に潜って隠れてる所を発見され、裁判にかけられて処刑されましたが、原爆製造に関しては全くの冤罪でした。このことをトニー・ブレイヤー元首相は国会で追及され、諮問委員会にかけられました。しかし、懲罰責任は問わないという司法取引前提条件をつけた後に諮問公聴会へ出席し、あの時はCIAの誤情報に基づき派兵をしてしまった事を認めました。

オリンピックの裏側

功罪ある中の2012年にロンドン・オリンピックは、開催されました。1992年のスペイン・バルセロナオリンピック以前から国際オリンピックの幹部委員会スペイン人サマランチ会長以下幹部委員が、オリンピック候補地やナイキ等から高額の賄賂をとってることは、もうかなり公然化していました。トニー・ブレイヤー首相は、ロンドンにオリンピックを取って来る時に世紀の名演説をぶって決めてきました。その時に、クリーンなオリンピック・パラリンピックを!!!と叫んで誘致に成功したのです。ですからこれが賄賂や裏金を使わない、初めてのクリーンなオリンピック・パラリンピックだと言われました。この前に、スペインのサマランチ会長は賄賂の責任を追及され、辞任しました。ところが国際オリンピック委員会委員に息子が入っていて、会場調査の視察団員として東京にも行っています。2020年東京クリーンなオリンピック・パラリンピック候補地決定にも、投票収賄疑惑がかけられており、パリのEU調査委員会が調査開始してるニュースが出ているますが、もしこれが本当なら遺憾なことです。ということは戦後のオリンピック、そして途中から認知されて加わったパラリンピックは、2012年の候補地決定以前は裏金だらけの開催地だった事になります。特にアジア国家での開催の候補地の決定までには、接待攻勢から裏金のやりとりがつきものであったと言われています。トニー・ブレイヤーの時に、それはさっぱりもう消えたと思っていました。そしてトニー・ブレイヤーは、英国首相を退いてから今度はEU議会の議長にもなりました。

EU及びイギリスに対する日本の認識度

EUについての認識が日本人にはまだまだ理解されておらず、裏表の深奥部がありすぎます。日本の評論家さんや、政治家さん、マスコミがなぜかそういった報道を行わない。特にEUの付加価値税と消費税は日本では同じ物として報道してますが、まったく違う税法です。日本は食品や書籍新聞雑誌や医薬品など何にでもかけています。しかし、英国ではこれら人間の命を保つ糧となる食料品と頭脳の糧となる知識インテリジェンスの刊行物には、最初から税金をかけないという政治哲学思想に基づいています。英国式計算方式だと日本の8%はすでに英国計算式では12%以上になります。なぜなら、食品課税分でほぼ4%分に相当するからです。英国ではまた高速道路は全部無料です。これは欧米でも同じです。今回、英国のEU脱退の国民投票以後、状況の問い合わせが多くの人々から電話メールで私に沢山届きました。その反響の大きさには、驚きましたがここで私のコメントをまとめて書いておく事にしました。正直、私も2%の僅差で残留と希望的予測をしていました。しかし欧米は、歴史的にも多民族多人種の混合民族国家によって成り立っていている点で、四海八方海洋孤島国家のジャパンとは大いに異なる事が起きます。私は以前に日本人はよくヨーロッパ人といっぱ一からげで言いますが、ヨーロッパ人ていう人種は居ないと北広次郎のネットエッセイ(ミスター・ヨーロッパ)や 日英友親交会資料庫の中でも書いてきました。ヨーロッパの事を雑種民族国家群と書いた事もあります。英国の2016年6月23日の国民投票以後、海外や特に日本からあまりに多くの問い合わせや質問が私の所届きましたので、今回の本文を書く事にしました。離脱までにまだ2年間の猶予があります。キャメロン首相の退陣以後の首相の施政方針実践次第です。

サッチャー首相との思い出

私はかつて、公私でお世話になったマーガレット・サッチャー首相を思い浮かべてしまいました。彼女なれば、いかなる対処法を取ったであろうか?と思いました。彼女は在位中、何度も世界的な世紀の決断を行いました。マンネリ化した280の職能別労働組合の改革、フォークランド戦争、真ん中の政府不要論からロンドン都庁とマンチェスター都庁の廃止。小さい政府を主唱し、国公営企業の民営化(これを唱えたのはロンドンサミット会議の時で、日本はこれをパクったことになります。ただし郵政民営化はやりかけましたがと途中で中止しました。)外国企業、特にニッサン・ソニー・サンヨー・シャープ・ブラザー・三菱電機・古河電池・紀文かまぼこ・のりたけチャイナ、保谷ガラス・日立マクセル・富士通、ホンダローバー合弁、富士通合弁、トヨタ・日野自動車などなどの日系企業の英国生産工場誘致運動(中央政府地方政府の返済不要の助成金グラントなど恩典供与)、教育制度改革、南アのマンデラを支援し独立国家化支援、ソ連ゴルパチョフ書記のロンドン招聘と女王の謁見をセットし、ベルリンの壁崩壊につながる鉄の女首相が鉄のカーテンを溶かしました。そして99年間借款統治の香港を中国への返還を決断し、1997年返還実現。香港上海バンクの中国の接収阻止など。まさに天才政治家とは彼女の事を言うべきかと思います。日本にも、田中角栄という天才政治家がいましたが、彼の数倍スケールが大きな女性政治家でありました。国民投票直後に、サッチャーさんを思い出していましたら、出ました!!英国TVでもサッチャーさんが早速採りあげられました!!ここで、マーガレット・サッチャー首相の偉大さが見直されています。マーガレット・サッチャーさんが首相退任後に、日本の宇都宮グランドホテルに2泊3日で本商工会議所女性経営者会議(2000人余)を開催した際に座長を私に勤められました。その際、一緒に随行して同じ階の別部屋に泊めて頂いた事があります。通常、世界中でサッチャーさんが宿泊する階には、セキュリティーの問題上で他客は泊まれないという契約になっていました。しかし、私だけ例外にして戴いたことが思い出されます。ちなみにその宿泊した階にはSP達が配置されていました。

        

皆さまへお願い

私は新日英友親交会促進運動を進めております。応援をして戴けますなら幸甚に存じます。

現在、幕末時代からの日英における歴史の原点に回帰した新しい日英友親交会の結成運動をしています。その理由は、事実に基づいた歴史教育が行われなくなくなってしまった戦後の日本を放置には出来ないからです。政治の世界でも維新の会やネオ鎖国時代のなどメディアによる国内のみにでの言葉遊びだけで終わらせる事にはなって欲しくないですし、孤島井の中の唯我独尊も我田引水でなくて海外世界への深読みを望まざるを得ません。この使命に同感して頂ける方々が大所高所より、日英友親交会の歴史的要諦を応援して下さる事を祈念致します。本親交会の詳細、及び会員(一切無料です!)の登録は、『http://ajfea.info』にて宜しくお願いします。

150年前から行われている日英関係の歴史の観点から、新日英友親交会の結成を目指しております。また現在、日本の与党の大物政治家の方々からも御賛同と御支持のお言葉を戴いております。今年2017年はこの促進運動の為にも邁進しますので、何卒応援して戴けますなら幸いに存じます。もし何か御質問がございましたら、何なりと何時でも御電話等戴ければ幸いです。

英国電話番号:+44-161-903-9808

SKYPEを御利用の際の私のアカウント名は:「norikitaskype77」になります。

宜しくお願いします。

北 広次郎 英連邦王国 United Kingdom(UK)

 

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