ダイヴ 番外編「うらはの玉蜀黍日記」
白石晶
今からちょっとだけ遠い未来。既存の概念とはまったく異なる新しい理論で動作するコンピュータが試作された。それは試作機の段階で、すでに人類が製造してきたコンピュータをすべて束ねても太刀打ちできない計算能力を持っていた。
人類はそのコンピュータを、汚染され、破壊された地球の修繕のために利用した。地球上のすべての要素がモデル化され、シミュレーションされた。そのコン
ピュータは地球上のあらゆる事象を実時間の百倍以上、五百ミリ平方メートルの精度で予測した。正確で高速な地球のシミュレータを手に入れた人類は、一丸と
なって、時間をかけ、確実に作業を行った。やがて、地球に一九五〇年代初頭の自然を取り戻させることに成功した。
その頃にはコンピュータは地球上だけではなく月軌道の少し外側までを素粒子レベルでシミュレーション可能となっていた。その制度でのシミュレーション速度は実時間の倍だった。もちろんシミュレーションの精度は利用方法によって自由に変えられた。
地球救済の手段を計算するという人類の存亡をかけた計算を無事に終えたコンピュータは、その後も様々な予測に使われた。そのおかげで人類は様々な危機を回
避できた。しかし、莫大な計算能力の大部分は使われることなく時は過ぎていった。たった一台だったが、そのコンピュータは早すぎた。それでもコンピュータ
の速度は定期的に向上していた。
そんな状態が続いた。ユーザインタフェースの改革がそんな状態を打ち破った。革新的なユーザインタ
フェースを前提に、コンピュータの新しい利用が開始された。コンピュータの中に仮想的に完全な地球が用意された。この仮装地球を維持するため、コンピュー
タの全計算能力の76.4%が消費された。仮想地球は仮想の生命で満ちあふれた。環境破壊を生き残った種だけでなく、絶滅していった種の生命も仮想的に再
現された。そこには人類と寸分違うことのない仮想人類すら暮らしていた。人類は革新的なユーザインタフェースを用いて自らをコンピュータに接続し、その仮
想地球に降り立った。
その仮想地球ではあらゆるサービスが提供された。すべての健全な娯楽、すべての不健全な娯楽。危険な娯楽も危険を
冒すことなく楽しめるように自然の摂理が制御されもした。各種教育機関や実験施設も用意された。ショッピングモールだってあった。そこには地球上のすべて
が再現された。こうして、地球上にもう一つの地球が誕生した。
人類は自分たちと同じ能力を有する仮想人類と新しい時代を歩み始めた。そんな時代の物語である。
常世24年04月15日 火曜日・晴れ
最近、喫茶メイズに来るお客さんの中に、私の制服を目当てにしている人がいるみたいだ。普段は私しか着ることのない制服だ。店員が私一人だから当
然なのだが、年に何回か姉や妹が手伝ってくれるときに着ることもある。ただ単に仕事着といった方がいいのかも知れない。黒いワンピースに白いレースの襟。
黒いエナメルの靴。白い靴下。襟とおそろいのレースがついたエプロンは白。全部通信販売で購入した既製品だ。エプロンには喫茶メイズのロゴとトウモロコシ
の刺繍。この刺繍はお手製だ。刺繍は初めてだったので、ガイドブックを見ながら何日もかけて完成させた。我ながら良く出来ていると思う。まあ、まったくの
初心者にしてはという条件付だが、私はすっかり満足している。エプロンは汚れるので替えをいくつか用意してある。替えは美樹さんに頼んで複製してもらっ
た。私達が住む仮想空間ではまったく同じ複製を作る事が出来る。分子よりもっと細かいレベルでまったく同じ複製を作る事が出来る。それにかかる労力は一か
ら同じ物を作るのと比べてささやかな物だ。でも、あんまり手軽に複製を作ってはダメらしい。データの複製はたやすいが、リアルさを大切にするこの仮想空間
では、まったく同じ複製は許されていない。この世界は第一にリアルである為に作られている。アミューズメントな空間やアカデミックな場所としての存在価値
は二番目以降だ。アミューズメント区画ではリアルさを犠牲にして楽しめるように改造された場所もある。一日中夜景を楽しめる区画、見渡す限りの青空に海と
砂浜が無限に広がり海釣りも海水浴も一年中やりたい放題の区画もあるし、一年中雨が降っている区画もある。その他、ありとあらゆる娯楽が用意されていて盛
りだくさんだ。すべての娯楽の為のベストな空間が常に提供されている。天候から何からありとあらゆる条件が娯楽の為に制御されている。それでもリアルに作
られているのだ。何の話だっただろうか。・・・そうそう、違いの話だ。例えば、お店に置いてあるお冷のコップ。同じ物ばっかりに見えるが、どれも微妙に
違っている。仮想空間ではない世界では、完全なコピーは簡単には行えない。製造工程でガラスに気泡が混じったり、ガラスの厚みが一定でなかったりする。原
料の成分によってもわずかな差が生まれるだろう。寸分違わない複製は有り得ないといっても過言ではないかもしれない。仮想空間でもわざわざそんな違いを考
慮して複製を作っている。美樹さんに複製してもらったエプロンも良く見ると、刺繍糸の染め具合にムラがあったりする。だいぶ脱線してしまったが、お店の制
服目当てのお客さんは、何度も来てくれるので有難い事は有難いのだが、なんだか変な気分である。世の中には制服だけで商売しているような喫茶店もあるらし
い。そんな店も悪くないが、喫茶店としては微妙だと思う。喫茶メイズもそんな風になってしまわないように頑張らなくては。ちなみに、海には一度行ってみた
いのだが、切っ掛けがない。
常世24年04月17日 木曜日・曇り時々晴れ
美樹さんから、一日ぐらい仕事を休んで皆と一緒に遊びに行こうと誘われた。考えてみれば海どころかアミューズメント区画に行った事もない。私がアミュー
ズメント区画に行ったことがないと美樹さんに言うと、絶対に私も行く事になってしまった。それならばと海に行ってみたいと提案してみた。美樹さんは季節的
に少し早いが海水浴にしようと言ってくれた。海水浴。私は泳げるのだろうか。実際に泳いだ事がないから判らない。私の記憶では過去に何度か海水浴やプール
に行った経験があることになっている。遊び程度でなら泳ぐ事が出来るようだ。私達人工知能の記憶は私達自身ではない誰かが設定してくれた記憶だ。私達人工
知能は仮想世界がコンピュータ上で起動された日に突然この世界に生まれた。それ以前の記憶は予め用意されたデータである。私自身が実際に経験した過去では
ない。しかし、過去が実際に存在したのか作られたものなのかということは、私たちには本当の意味では判断できない。私達はリアルなテーマパークに住むリア
ルな人間として用意された存在だ。リアルな世界をよりリアルにする為の演出の一部、と言ってしまう事も出来る。ただの作り物・・・と悲観する事も間違いで
はない。私達の手の甲には人工知能である事が判るようにチップと配線を模した幾何学模様が描かれている。嫌でも作り物である事を意識させられる。しかし、
この仮想世界を構成する法則は、私達を作った人間達を支配する自然の法則と何ら変わらない法則だ。変わりがないと言っても、この仮想世界に導入された法則
は、人間が知りうるものだけだから何かしらの過不足があるかも知れない。だが、私達は確実に存在していているし、人間と同じあらゆる思考と行動を人間と同
じレベルで行える。私たちと人間は生物としての能力は等価だ。私達は演出の為の作り物としては良くく出来過ぎているようだ。適当な所で自己について妥協し
ておかないと、色々考え過ぎて病気になってしまう。私自身考え過ぎた事もある。私達が精神のバランスを崩した際に病院だってある。その病院は人間の医師が
人間のための処置を私たちに施すことも当たり前だ。それでも街中では私達を蔑視するような態度の人を見かける。やはり、作った側と言うのは作られた側より
も偉いと思ってしまうのだろう。街中で私達を差別する人達のほとんどは本当の意味で私達を作った人間ではない。私たちを作ったシステムセンターの職員は誰
も私達を軽く扱ったりはしなかった。たまに訪ねてくれる私の基本モデルを作った茅野さんは変わってはいるがとてもいい人だ。・・・何の話だっただろうか。
どうも私の話は脱線しやすい。海水浴は楽しみである。
常世24年04月18日 金曜日・曇り
何となく綾さんに過去の記憶について話をしたら、こんな事を教えてくれた。あらかじめ用意された過去ではない過去を持つ人工知能もいると言う。手
順はこうだ。親から生まれた直後の状態で人工知能を生み出す。それから彼(彼女?)を取り巻く小世界に彼を移し、時間を早送りにして成長させるらしい。こ
の早送りというのがポイントらしい。他者から見ればそれは早送りだが、本人から見れば自分の一秒は本当の一秒である。適当な年齢になったらこの世界に彼を
戻す。確かにそれならまったく作り物の過去とは言い難い。彼からみれば一年は一年なのだが、私の過去と彼の過去は現時点からさかのぼって思い出すという行
為を介したときに同じ脳の作用を経て認識される。ということは、作り物でも早送りでも同じなのではないだろうか。我々はどんな手段で過去を与えられたのか
に関係なく、作られた世界の住人として存在を許された事実はどうしようもない。ニュースで見たが、私たちの次の世代も少し前に誕生している。人工知能同士
が交配することによって誕生した存在だ。誕生したばかりの彼らの更に次の世代では違和感も少なくなっているのかも知れない。美樹さんから連絡あり。海は
26日に決定。お店は妹に任せる予定。早めに連絡しておこう。
常世24年04月20日 日曜日・晴れ
妹からOKとの返事。25日の朝から来てくれる。お陰で前日に水着を買いに行ける。感謝。
常世24年04月22日 火曜日・晴れ
海水浴のメンバーが決定。首謀者の美樹さん、綾さん、サンフラワさん、それから私である。男性陣は都合がつかなかったらしく、女性ばっかりでワイ
ワイやろうという事になったようだ。そう言えば、彼女達は私が人工知能である事を特別意識していないようだ。人工知能である事を知られると、あからさまに
差別される事だってあるのに。私はいいお友達に恵まれている。
常世24年04月25日 金曜日・晴れ時々曇り
妹にお店を任せて、水着を買いに行った。気に入ったのを見つけたので購入。白い水着にチューリップの模様。脳天気なデザインが良い感じ。
常世24年04月26日 土曜日・晴れ
待ちに待った海水浴の日。この日記に覚えている限り書いておきたい。
私は早めに起き出して、サンドイッチを大量に用意。今回のメンバーには喫茶メイズのサンドイッチは毎度好評なので喜んでくれるだろう。コーヒーの 沸かしたても大型の魔法瓶一杯に詰め込んだ。八時頃に美樹さんが一人でやって来た。他のメンバーは車にいるらしい。雰囲気を出す為にわざわざレンタカーを 借りて来たとの事。サンドイッチの入ったバスケットや魔法瓶をワゴン車に積み込む。運転はサンフラワさんだ。サンフラワさんは手足に障害がある。普段は制 限された車椅子の生活を送っているが、仮想世界では車を運転したりスポーツをしたりとかなり活発だ。今回も運転を進んで引き受けてくれたらしい。サンフラ ワさんは美樹さんの通う大学で研究室の助手をしている。そう言えば、今回のメンバーは皆働く女性である。美樹さんは綾さんのサポート役でアルバイトだ。車 に乗り込んでおしゃべりしつつも、色々考えているうちにワゴン車は高速道路を通ってアミューズメント区画へ。車は目的地の指定と大まかな操作だけで、自動 で高速道路を移動する。仮想世界に限った事ではない。人工衛星と道路に埋め込まれた装置で自動車はほとんど操作する事なく運転できる。燃料も水素でクリー ンだ。綾さんみたいに古いガソリンで動くスポーツカーに乗っている人は少数派だ。ガソリン車は絶滅寸前だ。大気汚染の心配が少ない車ばっかりだ。税金や燃 料費もガソリン車は法外な値段に設定されている。好き好んでガソリン車を持つ理由はあんまりいない。ガソリン車に乗ってパワフルな走りを楽しみたいなら、 仮想世界で楽しめばいいだけだ。だから、綾さんは少数派なのだ。昔、各国政府が一気に環境汚染を食い止めようとムキになった。当時は猛反対があったり、資 金がなくてどうしようもなかったりと実現不可能に思われた事だが、無理して実現させた。長くは現状維持がやっとだったが、何世代もかけてやっと成果が現れ だした。地球をちょっと長持ちさせる事に成功したわけだ。今になって彼らがやった事はすごい偉業だったと認知されている。それでも過去の大気汚染はまだ世 界に影響を及ぼしているらしい。今でもそちら方面の新技術開発には国の援助が出る。この仮想世界を実現するコンピュータも地球修繕に役立った。
話を戻す。サンフラワさんの運転する車は高速道路を抜けて、三十分ぐらいで目的地に到着した。駐車スペースには掘建て小屋が併設されている。海の 家だ。海の家と言っても、別に売店があるわけではなく、中は板張りの部屋になっている。木の床は清潔だが太陽と潮風で色褪せている。雰囲気が出ていると言 えば雰囲気が出ている・・・のだろうか。ずっと新品のままにも出来るのに。兎も角、着替えとか休憩とかに自由に使って下さいと言う事らしい。壁に備え付け のターミナルから海水浴っぽい食べ物の出前なんかも出来るみたいだ。小屋の中に荷物を運び込んで、皆で水着に着替える。小屋のベランダから外を見ると、見 渡す限り白い砂浜が続いている。ベランダから砂浜に出られる。着替え終わった私達は準備体操もそこそこに波打ち際に向かって駆け出した。海も空も真っ青 だ。ちょっと沖の方には小さな島が見える。声の届く範囲には私達の他に人もいない。南国の浜辺を貸し切ったような場所だ。波打ち際一番乗りは美樹さんだ。 続いてサンフラワさん。私は転倒して綾さんに引っ張り起こしてもらって、二人ともビリ。海は結構遠くまで浅瀬になっている。水温も冷た過ぎずちょうどい い。良く見ると魚がいる。私はぼんやりと海の中に座って皆が遊ぶのを眺めた。美樹さんがサンフラワさんに放り投げられている。美樹さんはすぐに跳ね起きて サンフラワさんに体当たり。二人とも倒れこむ。綾さんがそこに水をかける。美樹さんとサンフラワさんは二人で綾さんも引き倒す。皆楽しそうだ。勿論私も楽 しい。今日はいい日になった。私は立ち上がって皆に加わった。皆でワイワイやっているとすぐにお昼になった。皆かなりお腹が空いたみたいだ。小屋に戻っ て、私の用意したサンドイッチを皆で食べる。アツアツのコーヒーはイマイチ不評。レイコーにするべきだったか。ここで綾さんがいつもの魔法を見せてくれ た。綾さんは空中に半透明のコンソールを開いて何かしらタイプした。すると魔法瓶の中のコーヒーが一瞬でアイスコーヒーに早変わり。拍手喝采だ。綾さんは 会社には内緒にしておいてねと照れ笑い。彼女が仮想世界でこういう魔法を使う事が出来るのは、彼女が仮想世界でシステムメンテナンスの仕事をしているから だ。綾さんの仕事はデータや処理のエラーの修正だ。この仮想世界はだいたい完全に動いている。が、それなりに複雑なのでデータや処理にちょっとした不具合 が生じることがある。そういった不具合を仮想世界の外から修正することも可能だ。しかし、データ的には正しくても仮想世界からみれば間違っていることも結 構あるらしい。そういう問題は綾さんや美樹さんみたいな人達が来て手早く直してしまう。自動で修正することができるケースもあるらしい。なんだった か。・・・魔法の話。そう言う仕事だからお客さんや私達には許されていない操作が行える特権が綾さんや美樹さんには与えられている。たまにシステムをだま してそう言う特権を使用する連中がいる。クラッカーと呼ばれる連中だ。管理する側としては無視できないみたいだ。綾さんや美樹さんはクラッカーと一戦交え る事もあるようだ。実は喫茶メイズのお客さんにも一人そういう人がいる。私としてはお客さんなのだが、綾さんや美紀さんとしては面白くないらしい。でも、 お店は中立地帯みたいに扱われているから、彼女達は店内では一応大人しくしている。時には協力して何かしたりする。結構面白い関係だ。
昼食が済むと皆一休み。綾さんと美樹さんは砂浜で砂のお城を作っている。サンフラワさんは読書。私はタオルを被ってウトウトしてしまった。一休み して元気を回復させると、沖の島まで泳ごうという事になった。再び、波打ち際まで競争。波打ち際から浅瀬を走り抜けるとやっと泳げる深さになった。ゆっく り泳いで十五分ぐらいで島に到着。上陸だ。海岸を一週。私達は島を一周してから、奥地を探検する事にした。島の中心はちょっとした森になっている。美樹さ んが小さな探検隊の先頭に立って指示を出す。私達隊員はそれに続く。私達は歌を歌いながら歩いた。すぐに森を抜けた。そこには泉があって魚が泳いでいる。 美樹さんは魚を捕らえようと湖に飛び込んだ。私達もそれに続く。泉の水は海よりも冷たくて気持ちが良い。一時間後には十匹位の魚を捕まえることが出来た。 私達は魚を持って小屋まで引き上げることにした。この魚を焼いて早めの夕飯にして帰宅しようと言う事になったのだ。しかし、魚を持って泳ぐのは難しい。皆 で悩んでいるとサンフラワさんが茂っている草で簡単なカゴを編み始めた。でも、上手に編めない。綾さんが制作に加わる。ああでもないこうでもないと話し合 いながら、なんとか完成。魚をそこに入れ、海を泳いで小屋まで帰還した。小屋の中を探すとバーベキューセットを発見。私達は塩水で魚に味を付けて食べた。 何の工夫もないが魚は美味しかった。後片付けが終わった頃には結構いい時間になっていた。楽しい時間も終わりがやってきた。海は来た時と何ら変わらない姿 だった。時間はもう夕方なのに抜けるような青空に変化はない。そうか、成る程。ここは娯楽施設なのだ。だから、いつも快晴で海水浴日よりで、楽しい事が起 こるように演出されていたのだ。知識として知っていたが、実際に体験するとなんだか違和感があった。私は本物の海に行ってみたい気がした。仮想世界ではな い海だ。でも、叶わない願いだ。私は人工知能だ。綾さんや美樹さん、サンフラワさんとは違って仮想空間内にしか実体を持っていない。私は少し寂しくなっ た。私がボンヤリしていると、いつの間にか皆が私を見ていた。そうだ。私は皆のお陰で海に来られた。寂しいなんて気のせいだ。私は思いっきり微笑んでお礼 を言った。皆も微笑みを返してくれた。今日は良い日だった。作り物の世界に住む作り物の私だが、作り物ではない何かを体験することはできるのだ。
終